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富士山は遠からず大噴煙を上げると言われる。 過去に溶岩流が流れた麓で商売をやっているなら自業自得と言うしかなく、「風評被害だ」に走っている者は万年 日常が続くつもりで居るらしい。この福島県では県・市町村の行政も新聞2紙・テレビ5局も、地域経済第一で、核汚染と被曝の問題を突き詰めるのではなく、それを県民の意識から遠ざけようとする極悪ぶりだが、日本人の業界体質はどこでも同じだ。それも手伝って、今後 起きるだろうことをキチンと詰めて、判断・行動ということの出来ない人が如何に多いか。
天変地異を質すと大卦が示されるもので、【地澤臨】=【大震】、大地震を観る。爻 = 月とすると、 画象で【地澤臨】の初九・九二を噴火に向かう大きなマグマ溜まりと観るなら、【地澤臨】||(今当)→【地風升】||(7月頭)→【雷山小過】||(8月頭)→【澤地萃】||(9月頭)→【風地觀】||(10月頭)→【山地剥】|(11月頭)→【坤爲地】(12月頭)→【地雷復】|(1月頭)→【地澤臨】||(2月頭)・・・ 10月頭には【風地觀】=【大艮】の“墓”[大災害]の象、11月頭にはフタが取れそうで今や爆発寸前、12月頭にはの火道だけの状態に、2月頭にはまた地震?・・・占は月の頭であり、各月もそこから前後に半月は見ておくことはいつもの通り。 之卦順生之法的に観ると、【雷澤歸妹】|||(今当)→【兌爲澤】||||(7月頭)→【天澤履】|||||(8月頭)→【天水訟】||||(9月頭)→【天地否】|||(10月頭)→【天山遯】||||(11月頭)→【風山漸】|||(12月頭)→【艮爲山】||(1月頭)→【地山謙】|(2月頭)→【地火明夷】||(3月頭)→【地天泰】|||(4月頭)・・・ 10月頭に好からぬ機運になり、地面が下がって空が上がること、11月頭に人々は避難状態、12月頭に状況がエスカレート、1月頭に山の関係やらもう一つ【艮】の“墓”[大災害]が出来る、2月頭に山が均されている。 噴火そのものということでは、実際の時で言うと、【天山遯】の10月後半から内卦に【艮】の山が続いて、外卦【乾】の“塊”が下から欠けてゆき、12月後半以降が更に怪しく見える・・・上に大体 重なるかな。 ※ 之卦順生之法は本筮法・中筮法で行われ、こちらの三遍筮法とは得爻の数もそれを裏返した時の卦の示されようが違うので、試みに続けている。卦間の構造上、一爻変には意味がある。 その他、どんな読み方があるやら。 以上は、一応、今後5・6爻の間に起こるならば、として読むのが適切。 3年前の筮では、2017 年かその前の年が疑わしくなっている。 |
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○○のこの先の運営について不明が極まっている。周辺の連中もだが、何より実権のあるトップが△△寄りのまるでデタラメなのだ。 それで、いつもの人たちの茶飲み話で○○さんの話をしたら、んじゃ○○さんを呼んで来たらと言う人がいて、ピンと来た。 日本語も話せないミハエル=ゴルバチョフ[RUS]を日本の首相にスカウトすべきだと本気で言ったのは故・小室 直樹 先生だが、こちらは実現性があるし、色々な点で実に好都合。風当たりのことだけで、他に心配は見当たらないように思う。二筮 執った上で、早速 打診をした。 次の占示は作ったものなどではない。卦を得るとはこういうことだね。
彖傳に「柔 來りて剛を文(カザ)る」とあるのがこの六二。互卦【雷水解】||(← 左を上に。以下 同じ)の初六も爻辭が「剛柔の際」を書いている。 卦の裏に【澤水困】|||で、その通り行き詰まって困窮している状況あり、伏卦【山天大畜】||||で、○○さんもこちら側もこれまで大いに畜すところがある。 これを進めないとなると、内卦を裏返して【坎】、我々は4【山水蒙】||のまま。 解説するまでもなく、九三〜上九で口を作っており、九三が顎、即ち、こちらの口舌。中正の正の六二はそれに随して動く。六二と九三との関係はこちらの卦とよく似たり。 九三は前後の爻で【坎】の“意思”・“信念”を象る。 内卦【離】中の中爻、名案である。小成卦の彼我の関係で観るなら、それに対して、【艮 = 倒震】であちらは振るふの形。 但し、この卦も綜卦【火雷噬嗑】|||と同じく九三を障碍と見るので、九三を得たのではないが、何か問題があるかも知れない。 明瞭な占示。
正に陽の目を見る。 錯卦 5【水天需】||||、待望あり。 大吉の六五を通り越して、やり過ぎのある上九だが、爻辭「邑を伐つに用ふれば」! 九四の「大きな鼠」の連中を掃除して、邑を治める。 そして、外に伐って出る。いつまでもここに関わるのは憂鬱だが。 いや、こちらから【山水蒙】にしよう。こちらとして最後まで責任を取れないなら、利用してはいけない。 |
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USA国防総省が中国が埋め立てを続ける南沙諸島[スプラトリー諸島]の岩礁の一つに移動式の砲撃装置2基が置かれていると発表し、ホワイトハウスの報道官は「領有権の問題のある地域での中国のこれ以上の軍備強化には反対である」と明確に述べた。The Washington Post の報道を追認。 また、本日、シンガポールで開催しているアジア安全保障会議では、中谷 元 防衛相が中国を名指しで牽制した上で「自衛隊の精強さのもとでアジア・太平洋のためにより大きな責任を果たす」と、この南シナ海の問題に軍事的にコミットする姿勢を示したので、オヤオヤと。 この会議、続いて、USAのアシュトン=カーター国防長官は「1ヵ国だけが如何なる国をも大きく上回る規模と速さで(埋め立てを)進めている(実は、小規模だが、台湾・フィリピン・ベトナムが先に空港を建設をやっている)。それは中国だ。・・・USAは領有権争いのある地域の軍事拠点化に反対する」と、次は宣戦布告かのようだ。イラク戦争から12年。 対して、人民解放軍の孫 建国 副総参謀長は「(埋め立ては)完全に中国の主権の範囲内であり、道理にかない、合法だ」と反論して、米軍などに対する軍事上の必要性を語り、批判には断固反対する、と述べた。 本当にきな臭くなってきた。USAの具体的な軍事圧力がなければ、中国が埋め立てを止めることはないだろう。 中国に傾斜している朴 槿恵 政権の韓国は最終的にどちらに付くやら。 1900 年、清の各地で義和団事件という排外運動が起こって、日本を主力とする8ヵ国が出兵して鎮圧する中、南進政策を進めるロシアが満州全土を占領して居座った。日英同盟 +USAでこれに強く抗議すると、ロシアは3回に分けて軍を引き上げるとしたが、1/3を撤収させたところで、満州と朝鮮とを分ける鴨緑江(= 白頭山から南西へ黄海へ流れる)の岸辺に軍事施設の建設を始めた。満州におけるロシアの権益、朝鮮における日本の権益を互いに認めるとする妥協案も拒否して、更なる領土拡大に出て来たので、最早これまで、と。これが日露戦争の発端になる。現場の李氏朝鮮は亡国同然で当事者能力なし。 今の中国はこの一線を越えるかに思える。
この六二のUSAは陰陽 相応じる九五の日本やフィリピン・ベトナム・マレーシアなどからの軍事支援の要請を待つことなく、すぐ上の九三の股(= 中国?)に反応して妄動する。そのまま動かずに居れば大過なしなのだが、これは妄りに動きがち。 六二の裏に【澤風大過】||||のやり過ぎや非常事態の卦あり。棺桶・墓石の象あり。 中国は猶も埋め立て・基地建設を止めない →USAは哨戒機・艦船による偵察行動だけでなく部隊を前進させて軍事圧力を高める → もし軍事衝突となれば、米軍は、二〜四爻の互体【巽】の “航空手段”・・・爆撃機での爆撃かミサイルか、これを問題の島嶼などに食らわせる。対して、人民解放軍は三〜五爻の互体【乾】の “重火器”・・・ミサイル・大砲の類で対抗。 互卦【天風姤】|||||で突如として暗雲の観、エスカレート。 自衛隊が絡めば那覇・佐世保・岩国などの自衛隊基地では被弾は覚悟となるし、米軍は中国の海岸線に連なる空・海軍基地への攻撃を睨む(西沙諸島にも永興島に空港や軍事施設を建設)。戦線拡大しないか? USAが戦端を切ったのならば、連邦議会が軍の出動を不承認とすることはないだろうから、戦争権限法による30日での撤兵という悪夢の事態はなくなるだろうが。バラク=オバマは“議会が承認しやすい戦争”作りはしない。
ここでも爻辭に二途が書かれているが、主たる方を採って、「往けば尚ばるる」と今後「配主」のUSAと会談を持つ状況が現出しそうだから、話し合いで埋め立て中止となるならば良し。まあ、それでも「核心的利益」とまで言う島々から中国が退去することはないだろうから(撤退では完全敗北で、習 近平らは威信を失う)、米軍を含む各国との睨み合いの原状回復へ、と。 初九を裏返すと【雷山小過】||で、背景は敵対状態。 これも何だか米・中の茶番劇が臭うね。 内向きになっているUSAは日本に東アジアでの軍事の分担・経済負担を負わせたいのだし、オバマは自称イスラム国への空爆拒否で軍事面での弱腰を叩かれている(後記:戦後の歴代大統領の合計以上の数の爆弾をアフリカ・中東に雨霰と降らせ続けた爆弾魔だった)。 他方、習 近平は前国家主席の胡 錦濤との露骨な権力闘争にあって軍の支持を繋いでおきたいし、不動産・株バブルの崩壊の連鎖、都市と地方との極端な経済格差、民主化要求・・・エスカレートする内圧を外に向けたい。 現実的に判断しても、米・中 共に一通り騒いだところで、折り合いを付けるだろう。最初の占示の通り局所的な軍事行使はあり得はするが、共に戦線を拡大するメリットはないだろう。 踊らされているカモ・日本。 ただ、今年 2020 年は【雷火豐】上六、中国側に behind な状況が出て来るか。 |
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安保法制、特に新法案は、自衛隊がどんな事態にも関わり得て、どの参戦国に対しても弾薬の提供までする。武力の行使の新三要件の適用は、時の政府の判断に任せる、議会も与党多数だから、実質 歯止めはない。
9条のメリットは、湾岸戦争、イラク戦争しかり、アメリカ政府が自衛隊を出せと言って来た時に「出せませんよ」と断れる対米抑止の面があるだけ。現実には、後方支援、即ち、兵站(= 食料・武器弾薬・燃料・資材などの補給、輸送、整備)ならOKとこれは許している。兵站は戦闘行動と一体。太平洋戦争では戦没者 240 万人の大半が餓死。あまりにも切ない。 この原発事故を経験して、空間線量の異常値の問題でも、国・県・町と対峙して思うこと。行政が如何にデタラメか! 九条の会は「米軍の下請けになる」と言うなら、下請けにならないためには重装備化(対地攻撃能力の整備)と中立、或いは、中立の代わりに東アジア版NATOなどの集団防衛体制の道が避けられない筈だ。ところが、そういう提案はなく、硬直した言葉を繰り返すだけ。中国という劇変数が出来たのに、単に現状を変えたくないという人たちの集まりに映る。まるで守旧派。 「専守防衛」とは在日米軍のプレゼンスが前提で言えること。第一、一発 喰らってから反撃では、現代戦では喰らった時点で終了。弾道ミサイル防衛システム[BMD]が信頼できるというなら、これほどの米軍の駐留は要らない筈。水際対処で好いというなら、沖縄戦と同じことになる。
内卦の三陽の内、得爻の九三は日本で、それに従う九二・初九は南シナ海で中国の脅威を受けているフィリピン・ベトナム・台湾 辺りか。外卦【坎】は言うまでもなく中国。 九三の裏は【水澤節】|||で、節度。その象傳に「敬愼すれば」とあってモゾモゾ対応することになる。中国は、三〜五爻の互体【離】で、理屈を出してこちらに分裂策を打って来そうだ。 しかし、上六に爻辭「穴に入る。速(マネ)かざるの客 三人[初九〜九三]來たる有り。之を敬すれば終に吉」とあり、この「三人」とはその他の国になるか、年単位なら上爻までの3年ぐらい後に打開の動きが出て来そうだ。「終に吉」は万々歳ではなくて、マイナス状態からの回復程度か。 この占の当時もその後も「安全保障ダイヤモンド構想」など誰も知らず、こういう動きに発展するとは全く考えられないことだった。的占 |
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本日7時になったら、橋下 徹 大阪市長ら大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」の是非を問う住民投票。 投票率は関係なく、法的拘束力があるので、1票でも多い方に決まる。
反対派は盛んに住民サービスが低下するとアピールしているが、橋下 氏は、大阪市は年間 200〜400 億円の赤字で、住民サービスが維持されると思うのか、と。 構想では大阪市を7〜5つの特別区に分け、区ごとに新たに議会・教育委員会・選挙管理委員会などを作ることになるので、反対派は人員を増やすことになると言うが、今の24区は再編されて slim になる。 権限や税の移譲で起こる問題とか、こちらのような部外者には見えない面も多いが、兎に角、大阪府民は自分の利益だけをやっている猶予は全くない。
運勢判断では、横井 伯典さんにしても、その他の先生方も、普通に大吉にしているので、書いてみた。 各新聞社の事前調査ではどれも反対が賛成を上回っている。 象傳の「未だ命に順はざれば也」が、古来 色々 言われるが、安易に衍文ともしたくないし。 → 最終的には賛成 694,844 票、反対 705,585 票、49.6% 対 50.4%。橋下 氏は拘ってやって来た構想が支持を得なかったと、政界からの引退を表明した。 極めて僅差の結果だが、その影響は大。橋下 氏の進退を含めて、伏卦【地雷復】の元の木阿弥になってしまった。的占。 今回もこれまでと同じ成り行きになった。爻辭には「咸じて臨む」だけでなく、「吉にして利しからざる无し」と最大級の判断辞が付いているが、万々歳の結果になったことが思い出せない。毎回 必ずこうなるとも言い難いが。経験以外には判断の指標がない。 尚、選挙での白黒を質すのではいつもの天邪鬼の占示になりがちなので、機運を質している。 |
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ICOMOS[国際記念物遺跡会議]が「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」として8県23の資産を世界文化遺産へ登録されたしと UNESCO[国際連合教育科学文化機関]に勧告を行った。松下村塾(山口県)を含むこの登録活動は安倍 晋三の肝入りで、先行していた「長崎県の教会群とキリスト教関連施設」を官房長官の菅 義偉が退けて推薦した。この連中は分かりやすい。 6/28〜7/ 8、ドイツのボンで開く登録委員会でその可否が決まる。勧告されて否決されたことは過去に1例だけ。 明治日本の大変革の原動力となったこういうものこそ価値ある遺産だと思うので歓迎する。閑古鳥だった富岡製糸場(群馬県)がこのGW押せや押せやになっているが、こういう扱いでもって世界遺産になれば、ご先祖たちはこうやって頑張ったんだという視点で旧跡が振り返えられるようになるだろう。
ところが、またしても韓国政府が足を引っ張る。この内の7施設に強制徴用された朝鮮人 約 57,900 人が動員されたと主張して、本日、国会の外交統一委員長が関係各国に登録を認めないようにと書簡を送り、国会の本会議でも非難決議を採択するようだ。いちいち外交カードにする。 東京都のオリンピック招致では韓国の右翼団体のVANKが日本での反韓・嫌韓デモを理由にして妨害活動を展開したが、日本の足を引っ張るのが目的だから、理由なんか何だっていいわけ。「民度」という概念は朝鮮人のためにある。 日本政府は、これらは日韓併合以前の業績であって、韓国が問題とするのは第二次大戦中のことであり、歴史的位置づけが異なる、遺産としての価値とは関係ない、とする。 それでいい。それなら、韓国は植民地時代の遺物だシンボルだと言いながら、朝鮮総督府の建物やソウル駅舎は戦後も利用するだけ利用した。漢江に架かる漢江鉄橋は今も1世紀以上 使っている。旧朝鮮銀行本館、旧第一銀行本店、旧三越京城店、旧東亜日報本社、京城帝国大学本館も現役だが、なぜ戦後すぐ全て壊さなかった? 朝鮮半島中では鉄道も学校も病院も銀行も近代農業も日本の官民の持ち出しで作られた。日本の歴史遺産群に「強制徴用」の文言を刻めというなら、韓国内の施設のどこに日本に感謝するレリーフが掲げられている?
日本の近現代史を一々 色眼で否定する上に、バカみたいに韓国に肩入れする佐高 信などの左翼は登録に反対する声明でも出したらどうか。それとも、国内世論にツバを吐く根性はないか。 現実的な対案を示して世に訴えるという本来の姿も忘れて、イビツに突っ張って“従軍慰安婦”に固執しているだけの戦後左翼はあとは死滅するだけ。口だけの左翼が消えたってこちらは困らない。今だって喫緊の被曝問題を抱える福島県民には存在感ゼロなんだから。それどころか、大江 健三郎にしたって、原発再稼働反対だ、護憲だ、沖縄だと喫緊の問題である福島県への世間の関心を逸らすことをやっている。
九二の日本の師が六五の委員会の童蒙を教え諭す、と観るかな。爻辭は、九二が四つの陰爻の蒙(各委員)を包む、としている。 しかし、【山水蒙】・・・韓国との対立関係で観るなら、外卦【艮】は“頑固な障害”であり、【倒震】でこちらにいきり立っており、また、この六五なり四陰爻は韓国政府で、日本はまた何やら譲歩を求められる。韓国政府の今のアクションは内政圧力の矛先逸らしであることは言うまでもない。 韓国による日本への執拗なナンクセ・要求は国際舞台ではもう誰もが承知。 朴 槿恵は先日の安倍 晋三の米上下両院合同会議での演説について「慰安婦の被害者をはじめ歴史問題について真に謝罪することで、隣国の信頼を強化できる機会を生かせなかった」と批判し、USAでも多くの批判があると膨らませていた。 しかし、このことを質された国務省のラスキ副報道官代行は「何度も述べたように首相の訪米は成功で、首相の(USAなどとの)和解に対する前向きなメッセージに感謝する」と批判を退けている。 5/ 6、韓国政府が二国間協議を求めて来ていると報道。先月末のこと。産業施設に「強制徴用」の事実を明示することなどを求めているようだ。案の定。ICOMOS から勧告が出そうだとなって、どうせ登録されるなら、要求するだけしろ、と。支持率が落ちる一方の朴 槿恵も点数を稼ぎたい。 日本政府としては今回の遺産の価値問題とは関係ないので、応じるべきではない。キッパリと断る。そうでないと、強制徴用があったとする施設には際限なくしつこく求めて来るだろうし、第二の“従軍慰安婦”問題にされる。下手に出るのをやめること。朝鮮人というのは 44【天風姤】|||||。
しかし、まあ、訪韓したこの委員長に朴 槿恵が談判するわ、韓国の外務省が委員らを回ってそれは執拗に説得工作をやるわ、すっかり政治問題にした。委員らはウンザリ。 結局、日本の外務省は譲歩して、「1940 年代に、意思に反して連れて来られ、厳しい環境で労働を強いられた」朝鮮半島出身者が多く存在したことへの理解を深めるための措置を講じる方針を表明。但し、これは「強制労働」ではない、の解釈としている。また、先に決まった韓国の百済の歴史地区の登録への全面支持もした。完全に負け試合。 まだスッキリしないところあり、的占で好いだろう。 |
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空間線量率の数値が飛び抜けて上がる現象は福島第一原発事故から毎日のように起きている。環境放射線モニタリング ポストを県内そちこちに設置する中で(原子力規制庁管理分が現在 3,627 台)現実が徐々に見えて来た。 見ざる聞かざるを続けている隣県でも当然 異常値はある。特に、栃木県は重症なのに、数えるほどのポストしか置いていない。 「空間線量の異常値マップ」に 2013 年・2012 年のデータも描き加えるべく原子力規制庁の元データを調べていると、こちらが避難をしている いわき市のいわきヤクルト販売 小名浜中央センター内託児所で、2013/ 9/21、16:30、77,479.470 μSv/h を昨朝 見付けた。毎時77.5ミリ シーベルト。マイクロ シーベルト ではない。15:30 から数値が上り出してピークになり、更に1時間以上して元のレベルに。 それまで確認できた最高値から35mSv/h もジャンプしたので驚いたが、これが天井だろうと思ったら、二本松市児童センターの数値が、2012/10/27、14:00 から数値が上がり出して、15:20、117,005.730 μSv/h がピークになり、データが切れている。毎時 117 ミリ シーベルト。 東京では、池袋の公園の地下で 480 μSv/h 反応したと大騒ぎをやっているが、それとは数値も問題も桁違いで、こちらは吸引被曝の大問題。昨年・一昨年は今より遥かにモニタリング ポストの数が少ないのに、調べるだけ mSv の数字がゾロゾロ出て来る。県内全域に1kmメッシュでポストがあったら、どこもうちの広野町の状況だった筈だ。 これらの異常値を、毎回々々、規制庁の監視情報課(03-5114-2125)は「機器の不具合」「通信の不具合」や除染のためか、特に数値が高いと「ノイズと思われる」という想像で片付けている。除染というのも、電話確認で周辺で除染ありとなれば、それに違いないとばかりに理由にしている様子あり。もっともな理由が付けばいい。新聞・テレビはネタになれば何でもいい。 規制庁が高線量のダストの舞い上がり・浮遊のためと認めたのは、2013/ 8/12・8/19 頃、福島第一原発から北北西に兆 Bq 単位の放射性のダストが飛散して問題化した1例だけ。環境省 ⊃ 規制庁というのは殺人集団だよ。
他方、福島県内のモニタリングを担当するのが災害対策本部 放射線監視室(024-521-8498)で、規制庁も「そういう時の対応はそりゃ都道府県でしょ」と言っているが、ここは、不都合なデータは見せない・削除する、どんな異常値があっても対応を全く執ろうとしない、空間線量率のチェックも朝夕2回だけ、というデタラメ。 なので、その上部の危機管理部 危機管理課(危機管理に係る総合調整の部署/024-521-8651)にこちらが纏めている記事を読めと、規制庁の異常値のデータも合わせて伝えると、今、内部で協議中と連絡あり。 「福島は安全・安心」誘導をひたすらやっている内堀 雅雄の県行政、必死に問題なしにする理由を協議していることだろう。 一番の異常値はこの連中の頭の中だ。
2ヵ月ほどして上六の決壊に進展するか。手持ちの呑象[高島 嘉右衛門]翁「増補 燗易断」の明治39年版には上六に至ってどうこうの占例はない。 この成り行きに関わるには、危機管理課がこの問題を無視できないように “環境整備” する。即ち、県内のテレビ・新聞が「一体どうなっているんだ」と嗾けるようにする。その「羊」の群を使う。 今どきの三文マスコミは映像・記事が取れさえすれば事足れり。その上、市民が問題を追及して、彼らはニュースにするだけだ。 |
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イオン リテール(株)東北カンパニー(022-264-2113/仙台市)がうちの広野町(福一原発から南に20km強)に仮設の商業店舗を建てる計画でいる。町の在来の店もテナントで入れる。町長の遠藤 智(もと東電工業社員)と広野町役場は核汚染と被曝の現実を一切 無視で住民の早期帰還を進めており、買い物が不便で戻れないとの声が多いというので(実は被曝が怖いが、そうは言えないので、との見方も)、各社に断られながら、イオンを口説いている。 しかし、住民に対してと同様にイオンに対しても、当地はセシウムだけで10万〜30万 Bq/m² などという土壌汚染であることさえ伝えていない。西の山間部は60万〜100 万 Bq/m²。「電離放射線障害防止規則」では4万 Bq/m² に達するおそれのある場所には原則 立ち入り禁止だし、中で食事することや子供の立ち入りは無条件に禁止。リスク込みの労働者が対象の規則でこれだ。しかも、このレベルの指定廃棄物を町内のJヴィレッジの脇に建てている焼却炉で焼くのだ。今でさえ、福島県の東半分ではモニタリング ポストのそこかしこで、空間線量が通常値の 1,000 倍も 10,000 倍も急上昇・急降下しており、広野町では浜通りでも最も頻発している。狂ってる。 同社にその辺りの状況を伝えると、そうだったか、のような反応だったが、昨日 具体的な情報を提供しようとWEBを読んで欲しいと伝えると、別の人間が出て、広野町を通してやってくれと実にすげない。おたくの出店は住民の帰還を大きく促して、大勢の健康・生命に決定的に関わるわけで、社会的責任をよくわきまえるように、と。どうしようもない企業だ。
この卦・爻、と言うよりも、この占では(2)が噛み合うかな。爻辭「徽纆」「叢棘」の縛られ閉じ込め獄されるのは占的内の主体であるイオンではなくて、イオンが住民らをそのようにする様、と。出店によってそうなる。即ち、上六に伏す【風水渙】|||(← 左を上にして見る)の渙散は住民が原発事故で散り散りバラバラになっている背景のことか、或いは、いわき市などに纏まっている避難組をバラバラにすること。 二つ手前の六四の爻辭「約(= 簡約、約束)を納(イ)るるに牖(マド)自(ヨ)りす」は昨年 結んだらしい両者の協定、と。 2年以上前に「いわき市に居たまま、吸入被曝の危険性如何」を質して得たのがこの卦・爻。外出時にはマスク必携だが、我が様を云っているだろう。
渙散の卦。何かを散らして、また違う形で集まる。仮設住宅などの避難組を散らして、広野町に集める、か。或いは、出店計画がご破算となり、あるべき別の計画に統合、とか。 次の九五からすると、苦労ばかりで益 薄しのようだし、その次の上九の爻辭「其の血[恤(ウレイ)]を渙らす。去りて逖(トオ)く出づ。咎(トガ)无(ナ)し」、象傳「其の血[恤]を渙らすとは、害[内卦]に遠ざかる也」からすると、負債が募るとか当地の健康リスクに気付くなどして、いずれオジャンになるか。何のことを示しているのかハッキリしない。 |
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こちらが確認できたところでは、4/ 4 から南相馬市・飯舘村・葛尾村・川俣村の纏まった一帯で福島第一原発から南の楢葉町の計10数ヵ所で空間線量の急上昇(・急下降)が続いている。1mSv を超えたケースも。これらは福島県の災害対策本部 放射線監視室(024-521-8498)がこの春 設置した富士電機のリアルタイム線量測定システムで、4/ 1 から始まっており、県は根拠もなく「機器の不具合」「通信の障害」のためと発表して「安全・安心」誘導に走った。 しかし、その川俣町の西隣の二本松市でも以前からある規制庁 管理のモニタリング ポストで異常値が発生していて、数値は途中でプッツリ消えて実際どこまで上昇したか知れない。 また、相馬市の大山 弘一 市議によれば、同市の異常値が発生したポストの場所では実際に空間線量が通常値の4倍に上がっているし、飯舘村の人も個人線量計の数値か上がったり下がったりだったとのこと。 放射性のダストの大量浮遊を否定できない。上空から落ちる場合は地上のポストの反応はマチマチになる。
だから、放射線監視室は「原因不明。対応中」として、現地の役所に対して被曝への対応を指示すべきだった。ところが、兎に角、世間の動揺を嫌って異常値多発の発表さえ 4/ 7 まで遅らせた。異常値を出した30数台についても、連中は根拠もなしに全て“故障”と発表する。数値が普通ではない上がり方なのでとか、数値の推移が故障なのでとか、全て想像、根拠なし。 また、原子力規制庁の監視情報課(03-5114-2125)は可搬型ポストの光電子増倍管がある程度 強い放射線を受けると大きく数字を跳ね上げる現象があるとかいうこの件とは関係ない話をメディアにバラ撒いて煙に巻いた、いつもの手口。本日、どう関係があるのかと追及すると、関係がないことを認めた。 これに対して、メディアは記事ネタ・映像ネタを貰えば満足で、行政のスピーカーをやらかした。毎日新聞・東京新聞・朝日新聞までいて、こんな機会なのに、一連の異常値問題をスルーした。 なので、新聞・テレビに対しては、空間線量の異常値は今に始まったことじゃないだろう、現実が分かっていないから安直な記事・ニュースを流すんだ、と。県に対しては、何でこの事態を全て「機器の不具合」だと言えるのか、と。この数日、方々に苦情・抗議。 4/ 7 には福島テレビ(フジテレビ系列)のカメラ取材を受けたが、18時台の「みんなのニュース」では県の「安全・安心」発表のダシに使われて、こちらの見解は一切 無にされた。取材して行ったレポーターは規制庁の言い分との両論を取り上げるようなことを言っていたのに、どういうことだ、と。
空間線量の異常値の問題、成り行きが気になる。“鼻血問題” に出来るか。
得卦の裏の【山地剥】|は日常生活からの剥がれ落ちと観て、これらが表裏一体。 占事・占的に対して明確な御神明。 こちらも反行政活動をトコトンやる。 |
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中国が主導するAIIB[アジア インフラ投資銀行]はアジア開発の金融機関で、3/31 時点で51ヵ国が参加の意思を表明。まさかのイギリスに続くようにして、ドイツ、フランス、イタリア、ロシア、ブラジル、それらの行方に意を強くしてUSAに国防を依存する韓国も・・・米・日 vs. 中・韓・北鮮の図式がハッキリしただろう。 確かに日本が主導するADB[アジア開発銀行]やUSAがハンドルするWB[世界銀行]は人道目的の事業で、インフラ開発向けにはハードルが高い。ADBの試算によれば、今後10年間でアジアを中心とした新興国開発で8兆ドル[約 960 兆円]の投資が見込まれる。 だが、参加各国は具体的にどうメリットがあると思っているやら。AIIDは資本金 500 億ドル[約6兆円]でスタートし、その倍の規模に増資する計画。
九三はその内卦の主爻で、たーだ「乗り遅れるな」の声も多いから身が裂かれる悩み多き様。現状の様。よく御神明を得ている。 その裏に【山地剥】|(← 左を上に。以下 同じ)で、上九に居残っている。 相応じる位地の上九はUSAだろう。 或いは、内卦【艮】をUSAの“門閥”、外卦【艮】を中国の“門閥”として、九三は内卦にある。 錯卦【兌爲澤】||||を小成卦の彼我の関係で観ると、こちら内卦【兌】で何を質しても、あちらも外【兌 = 倒巽】でそっぽを向いて偽りのみ語る。主義主張が違うわけだ。 あちら、AIIB・中国から観れば、綜卦【震爲雷】||で、日・米の最終決定にまた驚かされるか、或いは、繰り返し日本に参加を求めるか。日本は7月に態度表明をするようだ。 そこで、序卦が 53【風山漸】|||の段階的前進で、九三から4ステップ、即ち、その7月前半に当たるので気になるのと、5月は外卦に入って動き出しが察せられるのとで、この占示が今後のプロセスを示している可能性がある。呑象[高島 嘉右衛門]翁「増補 燗易断」にこの卦の時間的推移の占例がないので言い難いが、もし5月に参加の動きが出て来るようであれば、その可能性が大。
ん〜、この卦・爻だと、爻辭「鬼方を伐つ」でその通り遠方開拓に励むが、【水火旣濟】でこと足りている分野や事業に投資したり、無用な事業をやって、しくじりあり、内部的に疲れ果てる。普通に想像される問題が大きく出てきそうだ。 九三は内卦【離】の“計画”とはいえ、二〜四爻の互体【坎】の主爻で、“邪な企み”の存在あり。 爻辭の「小人は用ふる勿れ」の「小人」は日・米のことではなくて、起用されるAIIBの幹部か事業の責任者のことだろう。こういう文言があれば、私服を肥やす連中が問題になる。 そうして、次の六四を見ると、爻辭「繻(ヌ)るるに衣袽(イジョ = 破れた着物)有り。終日 戒む」で、舟が沈まぬよう沈まぬよう亀裂に布切れをあてがって始終 警戒する様。裏に 49【澤火革】||||で、この“舟”に大きな変化あり。 上六は爻辭「其の首[上六](コウベ)を濡らす。q(アヤ)うし」。 |
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埼玉県警 生活安全企画課によると、杏花ちゃんは午後3時過ぎに中学校から下校。5時頃に帰宅した母親(40)が「家も学校もちょっと休みたいです。しばらく友達の家です。さがさないでください」という手書きのメモが郵便受けにあるのに気付いて、朝霞署に届け出た。 自宅前で10代後半ぐらいの男と話している姿が最後に目撃されている。 19日には「元気で過ごしています。迷惑をかけてごめんなさい」などとだけ書かれた手紙が自宅に届いた。 子供っちい工作が窺えるが、未だに有力な手掛かりがない。 こういう占事で易は本領を発揮する。
大象傳に「獄を折(サダ)むる」とある通り、【山火賁】には監獄の卦象あり。 六二には【山天大畜】||||(← 左を上に。以下 同じ)が伏していて、二〜四爻の互体【坎】の“犯人”の主爻でもある九三の男に大いに留め置かれ、言われるがままになっている。綜卦【火雷噬嗑】|||の九四と同じで、この男が取り除かれるべき障害。それと、初九にもアシをやっている下っ端の男がいるか。 これらは外卦【艮】の“門”の内であり、物理的にか精神支配的にかは別にして、杏花ちゃんがどこかで不自由にさせられている画だ。 卦の裏は【澤水困】|||で、「困」は木が□の中で自由に根や枝を張れないように、狭い部屋などに入れられて、困窮している状態がベースにある。基本的な現在状況。 そして、賁(カザ)るの卦で示された。犯人側はハタ目には何事もないように取り繕いをやっている。 その場所は、外卦【艮】の“山”の麓の、内卦【離】の何か“周りを囲われている”ような所とか。 以上、キレイに読める。 手前の初九には象傳「車を舍てて徒すとは、義(= 道義)として乘らざる也」、即ち、車には乗らずに徒歩で云々とあり、これは誘拐される時の様子と重なるかも知れない。 初九を裏返すと 52【艮爲山】||で、自宅の“家”からどこかの“家”に行く様子。 しかし、やがて問題解決の時あり。【山火賁】の六二は内卦【離】の“判明”の主爻。互卦【雷水解】||は懸案の解決・問題の解消だが、先日の自称イスラム国による人質事件の占と同様、めでたく「解放」とは断言できない。 「白く賁(カザ)る。咎(トガ)无(ナ)し」の爻辭から、上九を問題解決の時期と採れるかな。上九は外卦【艮】の卦象が行き着いていおり、【艮】の止(トド)まったままではなくて、動き出しを意味する。序卦は 23【山地剥】|で、現状なりから剥がれ落ちる。爻を月単位に取れば、上九まで4ステップあり、7月半ばから前後に半月ほどの間か、序卦【山地剥】からそのやや後に一応 期待。 得卦・得爻からすると、この 2016/ 3 半ばは、犯人から剥される【山地剥】を経て、24【地雷復】|六二の元の状態へ、「休(ヨ = 美)く復る。吉」まで行くと。復す時期からすれば【地雷復】だったね。 こちらの中では亡くなる雰囲気は全くない一件だった。 存命・解放だけは的占。 |
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3/11、こちらが録画で確認した限り、福島県の被曝を扱った番組が唯一あった。テレビ朝日でもTBSでもない、日本テレビ系の「ミヤネ屋」。今年は郡山市の福島中央テレビ[FCT]に出張して、放射線周りを語る県民らの座談会を宮根 誠司 氏が仕切った。 いわき市の高校に通う女子高生は福島第一原発からの放射性核種の再度の大量放出の可能性や被曝への不安を語った。普段は、県内で街頭でマイクを向けられて、被曝への不安を語ったら、絶対に電波に乗らない。 子を持つ母親は、前の県知事(佐藤 雄平)が県産米の多大な安全キャンペーンをやってしまったのでお母さん方には情報への不信がもの凄く大きい。無理矢理「福島を応援しろ」「食べて応援しろ」はあまりにも・・・な言葉に聞こえる。1ベクレルも体に入れたくないと思っている人には強い言葉に聞こえてしまう、と。また、自分の子供たちが差別を受けないかが実は一番 不安なことだ、と語った。 以上、地元の局では絶対に出来ない企画。 「ミヤネ屋」では1号機の爆発の映像も流した。今では爆発シーンは滅多にテレビでは見られない。ただ、彼は以前3号機も「水素爆発」と。 そして、この日も扱ったのは被曝への不安までで、小児甲状腺癌なり健康被害の当否なり今後のリスクなりには触れず終い。事前の 3/ 1 の録画収録なので、不都合な発言は削った可能性もある。 まあ「ミヤネ屋」など関西の番組では被曝のこともそこそこしゃべるが、それでも、日本テレビは他局より率直で真っ当じゃないか、と思うことは度々ある。先月は何の情報番組だったか、原発問題を取り上げて、MCもコメンテイターも原発を続けて行っていいの?と反対の論調を展開していた。 対して、TBSのヘタレ。「Nスタ」も「News 23」も申し合わせたように被曝の「ひ」にも振れない。いみじくもこの福島中央テレビのデスクが宮根 氏に振られて苦しげな顔で語った通り、どの局も風評被害なるものへの配慮を 100 %にしている。県民の健康・生命への配慮は0%! これは報道の“犯罪”だ。 テレビ朝日の「報道ステーション」はこの日は核廃棄物の処理問題一本に逃げた。被曝問題はどこ行った?
この日は、国道6号線を北へ、福島第一原発の前を突っ切って、子供の頃に住んで本家もご先祖の墓もある浪江町をそちこち回り、メディアに出会えば吸引被曝の問題を問うた。 母方の祖父の本家のあった請戸では反原発のフォト ジャーナリストの豊田 直巳 さん(Facebook 友達)にたまたま遭遇。請戸港には山形県のテレビ局を含めてメディアが 100 人も。
言うまでもない問題で懸案あり。
ただ、【地風升】は小石を積んで大山にするが如く、兎に角、成就するまでに時間が掛かる。象傳に「上」とある九二に応じた六五の成就期まで四爻、4ヵ月あり、動き出してから。 志を合わせて上り進む「上」の存在はまだ見えないが。前双葉町長の井戸川 克隆さん? この卦・爻辭ではこういう人が欲しいところ。 そして、六四の「虛邑(キョユウ)に升(ノボ)る」まで進めば拍車が掛かる。 加えて、この初六は丁寧に慎重に進めないとポシャる。爻辭の意味合いとは少し異なる。 この卦の時は、0から1へと利も得ながら進み上るのではなくて、マイナス状態から当たり前の状態の0へ、そんな占事であることが多いと思う。謎深い卦。 |
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以前の占示と結果を観ると、この昨年 11/22 の長野県北部の一件(3.11後ではエネルギー・震度 共に最高値)で終わりとも思えない。 JESEA[地震科学探査機構]の東大名誉教授の村井 俊治 氏はこの1〜3月に大地震の可能性ありと警告。奥羽山脈の西側と南海・東南海地方のそれぞれの地表の大きな変動を挙げる。 全国のFMラジオの電波の変化から観た串田 嘉男 氏の予測もあり、こちらは今のところ5月以降に近畿地方で地震あり、と。 あらためて一筮。
悪しき習坎を得た。 以下、高い可能性を読むと、まず、重卦で、【坎】の御難・“動く水”がまたあり。この以前の御難を3.11とすれば、再び大きな地震・津波を覚悟することになる。過去に3.11があった上で重卦。九二を陰変すると、【水地比】|(← 左を上に。以下 同じ)の比肩、比べ得るものが出て来る。これが裏にある。 方角とすれば、筮者のこちらから見て【坎】の“北”の方としか読めないが、これは何とも言えない。 この九二は爻辭「求めば小しく得」で、小さい地震かな。一両月は。 しかし、御難の最たる次の六三が爻辭「來たるも之くも坎坎。險 且つ枕す(= 上にも下にも【坎】あり、進退両難)。坎窞(カンタン = 穴の底の穴)に入る。用ふる勿れ[用ひらるる勿れ]」とあり、前にも後にも逃れる方なく、機能すべきものが機能せず、と宜しくない。これを陽変すると、48【水風井】|||で、同じ場所や繰り返しの意味合いがある。どこに出て来るやら。 よって、月末の筮につき、まず、すぐ上の六三に当たる3月後半から4月前半の頃に備えたい。それから、序卦 30【離爲火】||||の九四に当たる10月後半から翌月前半の頃。爻辭「突如として其れ[九四]來如(= やり方が性燥無謀)。焚如、死如、棄如」は無視できるものではない。 御難に引き寄せて観なくても、この占事に対してこの卦・爻は顔が悪い。これで何の騒動もない、はない。 しかし、現地時間 4/25 の正午前、ネパールの首都カトマンズ北西77 km を震源にして大地震。推定M7.8だが、地下15 km と浅い。死者はネパールだけで1万人に達する勢い。連日、大きく報じられている。 こちらは海外の大地震についての筮は執っていない。勿論、占的からは外れるが、【坎爲水】上六で、易占をやっていればこういう示され方があることは度々 経験する。人の死に関わる占では無視できない。ただ、占者としては漠然と構えているしかない。 5/29、鹿児島県の屋久島の隣の口永良部島の新岳が大噴火。 水蒸気・マグマ噴火で、火砕流が山腹の木々を燃やしながら海まで流れ、島民が島外へ避難。死者はなし。 こういう火口部が海面に覗いた火山島に住むこと自体が無理ではないのか。 5/30 20:23、小笠原諸島西方沖のを震源としてM8.1(← M8.5)の大地震 発生。東日本大震災以後、最大規模の地震。 小笠原諸島の母島と神奈川県二宮町で震度5強。いわき市では微動。1885 年の地震観測以来 初めて全47都道府県で震度1以上を記録。震源が地下 682 kmで最高記録(東日本大震災が24km、阪神・淡路大震災が16km)。 |
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感度の好い人は分かるだろう。都議会議員の塩村 文夏はただのヤジを敢えて「セクハラヤジ」と自分でも言っている。フェミニズムをバックに着けた。 優位な立場を利用して sexual な言動に及んで相手利益を損じさせるのを「セクハラ」と云った筈で、日本社会にもそうしたものが伝統的にあり、「セクハラ」はその卑怯さを浮き彫りにするワードとして意味があった。 今では相手が不快と感じたら全て「セクハラ」だとフェミの連中が定義の変更を謀って、失地回復に女性の人権に傾いてきた朝日新聞などがそれを連呼する。行政もそんな定義づけにして、何でも「セクハラ」。男性の行動全般を縛るという道具にしてしまった。 「ハラスメント」とは嫌がらせとかイジメの意味なので、これでは嫌がらせを「ハラスメント」に言い換えたに過ぎない。しかし、「ハラスメント」にはおまえのは犯罪だ的な強いニュアンスがあり、敢えてこの言葉を使うのにはその辺りに意味があるのか。 そして、相手が不快と感じたら全て「セクハラ」とするなら、これも不快、あれも不快がまかり通る。それならと、男の側も同じことをやったら、男女の接点は緊張だらけになるだろう。事実、アメリカではSEXで正常位は女性抑圧だ云々というフェミの主張があり、それなら騎乗位はどうなんだという対立になっている。ワシントンD.C.やフロリダ州で司法が正常位を推奨している。これは人権の問題なの? こういう目立つ現象は日本では nonscence 扱いされるのでどうということはないが、「セクハラ」と言われて職場で女性の肩も叩けないようになったように、フェミの連中はステルス戦法をやって来る。差別感覚というものは時代と共に変わるので、何をどこで線引きをするかが重要だが、無意識に言動にブレーキを掛けられるところまで浸食されてしまった。 最近のフェミニズムは一種のカルトだ。本末転倒で、政治と勢力拡大を一番にやりたいようだ。「差別だ」がその道具で、明らかに男の言論封鎖を意図している。テレビも新聞も被曝問題を無視したままの福島県に居ると、言論封殺は殺人と同じだ。非常に過敏になる。 言っておきますが、こちらは女性が企業や議会に更に入って活躍することには大いに賛成。数が増えるだけで男性体質の組織に化学変化が期待できる。
言うまでもなく、この卦には生のものを煮込んで食しやすくする、改める意がある。政治的な臭いの強い卦。 六五は、料理としてよく煮込まれて皿に移そうと、鼎を横にするのに上部の輪っかに棒を通そうとするところ。上九までの二・三年の内に何か形になったものが出て来そうだ。上九を陰変すると 32【雷風恆】|||の恆常になり、これは【擬坎】なので、何か法的なものかも知れない。それをテコにしてフェミは更に勢いを強める様子。 |
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夕べ、霊能者ばかりが集まって暮らすニュー ヨーク州のリリーデール村を取材したテレビ番組があった。この辺りはネイティブ アメリカンの聖地で、その昔、霊能者らが年に一度 集まって会合した場所で、1903 年に共同で土地を購入して村が始まったという。今、53人が半年間の試験に合格して、ここで活動をする。 その内のシャロン=ピエリという女性の霊能者が元宝塚の女優の遼河 はるひ さんを写真からリーディングすると、おしゃべりで目立ちたがり屋のオーラが出ているそうで、遼河さんは39歳のようだがスタッフが独身とも何も伝えていないところ(ということになっている)、既に“運命の人”に出会っていて、その人は結婚の相手かも知れない、と言う。ご本人はスタジオで「え゛、誰?誰?」状態。 “運命の人”に出会っているか、という依頼は滅多になくて、既に付き合い始めた・これから付き合いたいという状況で先行きを聞かれる場合が殆ど。 こういう占事ならお相手の特定や問題の解決までまでやらないと面白くない。
こういう占は状況が混み入っていなければ白黒が分かるし、もし既に出会っているなら、依頼者に卦読みを話して行くとハタと気付くことが多いので、これまでの人間関係なども窺わずに執筮した。
この卦の象の電話とかメールでのやり取り、今ならLINEやSNSもその内だろうが、そちらでの関係になっている人。爻辭や関連する卦を観れば、怒らせたか、依頼者の方で勝手にそう思っているかして、関係がギクシャクして連絡しづらくなり、そのままにしている、そんな人が居るなぁ、と。 心当たりはないかを伺うとズバリ。実はそのことがあって、自分の年齢のこともあるし、結局 自分は誰と結婚することになるのだろう、と思って易占の依頼を頂いた由。 あちら【艮爲山】の「敦艮」で、気持ちは依頼者から動いていない。特に窺わなかったが、【艮】の“少女”で、割と年齢差のある女性かも知れない。 爻を上に辿って六五の爻辭「… 言に序 有り。悔 亡ぶ」の文言を見ると、何か誤解があって今の状況になったのかも知れない。窺うと、忙しくてなかなか会えず、電話やメールばかりになっていて、そこで言わずもがなの誤解を招いたのかな、との理解だった。 六五の爻辭の前には「其の輔(ホ = 頬骨)に艮(トド)まる。言に …」とあるから、4日後に【震】で思い切って連絡をしてみて、その誤解なりを解くように努めれば、「なーんだ」となりそうな様子ですよ、と忠言した。初九の象傳にも「後に則 有る也」とある。 ところが様子が違って、お相手の女性は気持ちが整っていなかったようで、電話を入れたら、会話がないまま切られてしまった。それで、こういう次第です、とまた連絡あり。 この卦は【震】が重なった卦で、【震】とは頑張って“振るい立て”ということで、二度目・三度目は好い筈だから、電話が heavy ならメールの方ではどうですか、と肩を押した。重卦は二度・三度と繰り返す、或いは、繰り返しとなっていることを宜しとするが、この一度目は依頼の時点で終わっていることもあるし、当初はピンと来なかった。 そして、結果はメデタシ・メデタシ。快くこちらへの掲載の許可を頂いた。 このお相手が“運命の人”かどうかは依頼者とそれっ切りになっているので不明だが、そうだろう。先の通り「敦艮」で、上九は最後の最も高い山だ。 ただ、言うまでもなく結婚は互いの意思の上に成立するわけだから、何かまた関係を切ってしまったら、“運命の人”だったけどゴールはならなかった、ということになるので、油断は禁物。 |
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ここのタイトルを「易の窮理ノート」から「易占機考」に変更します。 ここは易学・易占のことだけを書いているのではありませんが、このページが易学・易占のトップページのようになっているので。 後日、それぞれのページに分類します。 |
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膨張を続ける中国軍があり、シェール ガス革命から中東の油田などどうでもよくなってその前線基地である沖縄や日本列島からの撤退を言い出したアメリカ。この状況に、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権の行使容認、県外ではなく辺野古への基地移設と、なり振り構わずアメリカにしがみ付こうとしている安倍 晋三 政府。 安倍 政府の今年の浮沈はどうなのか、昨年 11/19 に一筮していたのを忘れてまた同じような占題で一筮 執ってしまった(今年 1/14)。間2ヵ月あるが、占示に矛盾がなく、意味合いが重なるように思うので、合わせて読む。 集団的自衛権に関わることか、憲法改正に関わることか、対テロ戦争に巻き込まれるのも無視してアメリカ追従に突っ走るこの政府の進める大きな政策に民の側が同調して乗ってしまう様子あり。【咸】。この「民」とは、何を恐れているやら、押し黙ったテレビ・新聞であり、行動しない非力な知識人であり。政府と共にその様が【蒙】。 日本は70数年前にも政府・軍部の【蒙】と飼われるままの国民による【咸】で 300 万人以上の死人を作ったではないか。 この状況で、安倍らは、反対の声が勢い付く前に法律の根拠を固めてしまえ、と、今後の憂いとなる事柄においておそらく変更や法制化をやる。【山水蒙】初六は爻辭の通りで、裏に 22【山火賁】|||(← 左を上に。以下 同じ)の目論みを飾った口実作りがあり、【澤山咸】九四は【似坎】で“法律”であり“ウソ”であり“悪夢”であり。 これは安倍らが公明党と協議をスタートさせる集団的自衛権を実際に行使するための枠組み、安保法制の整備が一つだろうが(公明党が【咸】で結局ダメ)、それで終わるかが問題。 そんなことよりも、日米安保が揺らいで来たとなれば、抑止力としての反撃能力を備えた重武装・自立の道しかない。保守政治家は早くこの旗を掲げて、その上で、中国・北朝鮮を除いて東アジア版NATOの多国間の枠組みを進めることだ。インド・オーストラリアも加えて。 それから、占示上、安倍 政府が低迷する風景は特に窺えない。寧ろ振るふ。今回の日本人人質事件でもそうだったが、外患がある時には「足を引っ張るな」の声が大きくなる。
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人命に関わる占筮は、御神明・卦読みを示すことで幾ばくかの人々の役に立つなら公けにも書くし、それは不確実性を伴う地震予想の立場と同じで、易占研究に携わる者のささやかな社会的役割だと思う。それがただ巷の興味本位にしかならないなら書く必要はない。 昔はズバズバとネット上でやって、当てるという意味では少なからず信用を得たと思うが、いい歳になって来たらそれだけというわけにもいかない。 それで、イスラム国に拘束されて身代金要求・殺害警告を受けた後藤 健二・湯川 遥菜 両氏。対応を間違えると、両名の命のことは勿論、安倍 晋三のこと、余計な中東の面倒にズルズルとなりそうでまことに不安を誘う。
解決・解放の卦であり、物ごとに速やかに動くなら結果が付いてくる。卦の彖傳に「解は西南に利しとは、往きて衆を得る也」ほか、如何にもの文言が並ぶ。 九二は内卦【坎】の主爻で、まさに二人が御難に陥って身動きならぬ様。 この裏が【雷地豫】|(← 左を上に。以下 同じ)の怠りで、経緯で言えば、両名の行動がウカツだったのであり、政府も以前に両名の拘束を知りながら今回2億U.S.ドルなどという身代金を突き付けられるまでボヤボヤの対応をやっていたのであり、今後を言えば、同様の様が疑われる。安倍 晋三の浮ついた外交態度も正にこれ。 そして、九四の爻辭「而[九四](ナンジ)の拇[初六](オヤユビ)を解け。朋[九二]至りて斯(コ)れ孚(マコト)とせん」で、この二爻先より上に問題解消の動きが観て取れる。ここではマゴマゴ状態のものを「解け」と云っている。「孚」とはここでは俘虜の意。 これがもし次の六三を得たのであれば、爻辭「寇(アダ= 強盗)の至るを致す」で二人は生きて戻れそうにはないことを察する。 懸念があるとすれば、【雷水解】は以前からの問題についてはそれが宜しく解決・解消する成り行きが大だが、近々に問題化したことでは逆に出がち。今の事態をどう取るか、だが。 報道では、以前から後藤 氏の家族に対して身代金10億円の要求があり、イスラム国が支配している原油の国際価格が暴落するとその要求額が倍になり、そこに安倍 晋三がエジプトのカイロでイスラム国と戦うイラクやレバノンなどに2億ドルの支援を発表したり、イスラエルで大統領のベンヤミン=ネタニヤフとの会談で「卑劣なテロは、いかなる理由でも許されない。国際社会と緊密に協力し、 テロとの戦いに引き続き取り組む」とイスラム国を挑発すると、要求が2億ドルに。 即ち、裏卦の【雷地豫】の怠りは、早くに両者の拘束を知りながら衆議院選挙で責任を問われるために表沙汰にせずズルズルやって来て、今後もそうなりがちなことによく合致する。 物ごと解決するのは(実質的に取引が決まるのは)六五(= 陰の五爻)の時だと思うんだけれど。 この爻辭は前半部分が古来 代表的な読みが二通りあって、 (A)「君子(六五が九二を用いて艱難を)維れ解くこと有らば、吉。小人[初六・六三・上六]に(も信ぜられて)孚 有り」 (B)君子(六五は【解】の主として九二・九四が艱難を)維れ解くこと有らば、吉。小人[初六・六三・上六]に(も信ぜられて)孚 有り」 この(B)の六五を【解】の主として棚の上に置くというのがなるほどこういう人間関係の場合かなと。六五の日本は直接には手を下さず、九二の他に九四が実質的に動くと。 さて、占時が日本時間の 1/21 の明朝なので、この時を九二として、六五は 1/24 明朝から前後半日ほどに当たる。 これは日単位だが、もし交渉が他の国のように月単位のものになった場合には、4月中旬から前後に半月ほど。勿論、この間の場合はこれに当てはまらない。 更に、上六には「公[上六]用て隼[六三](ハヤブサ)を高墉[六三](= 城の高い垣)の上に射る。之を獲て利しからざる无(ナ)し」とあって、イスラム国を上から叩く場面。これは取引の決まった翌日なり翌月かというと、この時間の刻み方からすると、そうも限らない。 普通は、以上のようになるものだ。 展開がゴチャゴチャなりそうだったのだから、後藤 氏と湯川 氏と分占するんだった。
湯川 氏の殺害場面の写真を手に持った後藤 氏の画象付きメッセージがインターネットに流れた。
だから、初筮は問いの前提を違えていたと思う。 そうして、二人を一緒に質して得た先の【雷水解】九二というのは“易神さま”としては精一杯の占示で、例えば、陽爻が九二と九四と二つあり、内卦の後藤 氏の九二の方を裏返すと【雷地豫】で、こちらは九四に比べてまだ猶予がある。しかし、外卦の湯川 氏の方の九四を裏返すと7【地水師】|で、こちらは死臭 漂う戦いの卦・帰魂卦により亡くなっている(謂わばこれもこの卦の意の解放)、と。 或いは、得卦の次の六三が爻辭「寇の至るを致す」で、誰かが殺されることが判明するような暗示。 何れにしても、この卦・爻では、ある程度 状況の輪郭でも見えないことにはこうは一番には判断できない。 それで、九四がヨルダンなりを挟んでの新しい展開のように見える。裏が【地水師】なのが何とも気になるが、爻辭「而[九四]の拇[初六]を解け。朋[九二]至りて斯れ孚とせん」で、この陽位に陰でいる「拇」とはヨルダンで死刑判決を受けたまま拘留されているイスラム国側の自爆未遂の女性やらイスラム国が解放の要求を出している人物たちのことになるか。これを「解け」と。すると、「朋」のヨルダン当局なりが後藤 氏を「孚」、即ち、俘虜に出来る、となるかな。取り引き交渉のこと。日本側は交渉の現場はヨルダン政府にすっかり任せているようだ。これが【雷地豫】の愚。本来やるべきことをやっていない。これは救出せんとする意思が疑わしい。 続いて、上に書いた九五の解決の動きへ。 「テロに屈しない」は表向きの標語で、普通の国民感情は自国民の救出が最優先だ。アメリカも昨年タリバンと捕虜の交換をやっているが、それは軍としての事情であり、一国民の場合はさにあらずというお国柄。 2004 年イラクでのアルカーイダによる人質事件で、アメリカにベッタリの小泉 純一郎が文字通りに「テロには屈しない。自衛隊は撤退しない」を貫いてそのように電話で返答し、香田 証生 青年の首を切り落とさせたのは、常識云々レベルの問題だ。当時の叩けるやつは叩けの「自己責任」の世論の風圧がそれを許した。
湯川 氏が殺害されたという状況の変化があって、改めて後藤 氏の運命を質す。
この卦は 49【澤火革】||||ほどドラスティックではないが何か状況の変化を示していて、それはこの爻辭に「庚に先だつこと三日、庚に後るること三日。吉」と。この「三日」は必ずしもそのまま採る必要はないが、これの前の「初め无くして終わり有り」で、多くは何が状況の変化があって、そう遠からず事が上手く行われる、とする。イスラム国の交渉の相手が日本政府からヨルダン政府に変わったところやら。 こうあって欲しいが、重卦の定卦主というのがどう出るか。これを陰変すると、【山風蠱】|||六五という帰魂卦とその爻。普通は帰魂卦は表に出るが。 再筮の気を帯びるので、同様の筮は執らない。 また、ヨルダン政府がイスラム国に対して先に生存を示せと突っ張っているヨルダン人パイロットのムアーズ=カサースベ中尉の運命を質すと(1/30 夜)、 5【水天需】||||上六。 この問題の需(マ)つ時が漸く終わる。明日 1/31には解放されるか、そのメドが着くか。ただ、【雷水解】も爻が日単位で刻んでいないようなので、こちらも日数の方は明言し難い。爻辭「速(マネ)かざるの客 三人[初九〜九三]來たる有り」、これが具体的に何か? 表沙汰になってからを言えば、【雷水解】は近々に起こったことでは宜しき解決・解消の結果にはならない点がまた裏付けられた。 そして、この政府は後藤 氏も昨年11月に行方不明になった時点でそのことを承知していながら、そして、表沙汰になってからも救出する本気の意思も能力もないまま、ヨルダン任せにして情報収集だけという【雷地豫】のズルズルをやった。そう流れる理由が別にある。 お二人に厚く合掌。 【水天需】は確かに結果の善し悪しが付いて来るものではないが、この上六は【坎】の御難の“穴”から出ることを云っている。これで明確に悪い結果になったことはないように思うし、先達の占例でも記憶がない。 小成卦の彼我の関係を観ると、こちら【乾】で、先に生存の証拠を示せと“頑な”になり、あちら【坎】と“御難”に陥った。 ただ、「速かざるの客 三人[初九〜九三]來たる有り」は、望まれたわけではなく速いわけでもない3人目があるかもしれない、とは気付くのが遅かった。二人目の後藤 氏の時にも【巽爲風】という湯川 氏に次いでまたしてもでもって示されている。 自称イスラム国に拘束されているカサースベ中尉の存在が浮上して、日本人の2人と、最初の【雷水解】上六の爻辭の「三狐を獲」の意味が分かった。【雷水解】九二で三人とも死んだとは。 結局、外卦の日本政府が【震】で“そっぽを向き”、内卦【坎】で捕虜たちは“死没する”。 |
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易占事始め。 3.11 からまもなく丸4年。こちらの関心事から。
こちら内卦【乾】で前進、あちら外卦【震】で背を向けて逃げる形。綜卦を観ても、【天山遯】||||で、あちらに後退あり。 年筮なので占事・占的が大きく、それに合わせるように茫洋とした卦・爻が示されて、対国なのか、対県・市町村レベルなのか、対新聞・テレビの問題なのか、判然としない。しかし、この卦・爻は状況的展開とすればなかなか宜しい期待も出来る。 九二が示されて、この爻辭は二文字だけだが、象傳と合わせて釈すと、我々がバランスを以て貞(タダ)しく貞(カタ)くやるべきをやれば、それに従って宜しい結果が付いて来る、と。 九二を陰変すると【雷火豐】|||になり、また、その内卦は【離】で、112 人に達している小児甲状腺癌のことやら何か火が着く、社会的問題化することがこの裏にある。 この爻辭は「其の蔀(シトミ = 日光を障るむしろ、灌木雑草)を豐(オオ)いにす。日中(= 正午)に斗(= 車蓋の中に見る北斗星 → 蝋燭)を見る。往けば(六五に)疑ひ疾(ニク)まるるを得ん」で、古来 色々に解釈されるが、要は精神異常によって辺りが真っ暗になっている中に光を見る、と。 あとで、もっと狭い占的にして分占してみる。
艮(トド)まるの卦でも、外卦、特に上九・六五では状況に動きが出て来る。 互卦【雷水解】||で、ここに物ごとの進捗を見るならば、何やら障害の解消が窺える。 上九の裏に【地山謙】|で、「山を均す」意を採ると、一部の対象に認めていることを広く認めるようになるとか、復興予算なりを補償に当てることにメドとか。 |
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