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こちらが西洋人で最も敬愛するマルセロ=ビエルサ監督(67)が 2019-2020 シーズンでプレミア リーグへ昇格させたリーズ ユナイテッド[ENG]を成績不振により今年2月に解任されていた。 夏の移籍市場でも動かず、フリー…。
このアルゼンチン代表監督復帰についての占では去年9【風天小畜】|||||九三を得ており、2022 年にはその気配が差して来て、2023 年にAFA[アルゼンチン F.B.協会]との契約を期待させる読みに落ち着いている。 サッカーを考え尽くして世界最高監督の一人と評されるビエルサは、2011 年チリ代表を去った後は、アスレティック ビルバオ[ESP]、オリンピック マルセイユ[FRA]、(SS ラツィオ)、LOSC リール[FRA]、リーズ ユナイテッド AFC[ENG]と、役不足に見えるが、自身がやりたいサッカーやそのための条件を呑んでくれるクラブをずっと選んでいる、チームの大小関係なく。海外メディアにはイギリスのチームと接触しているような記事あり。 また、AFAは、フリオ=グロンドーナ前会長時代の末期に収益優先でディエゴ=マラドーナを監督に就けた例はあるが、実績や直近で好成績を上げた監督を引っ張って来ることが殆ど。ビエルサはアルゼンチン国内では待望論があるわけでもなく、ずっと以前から過去の人になっている、と以前に聞いている。
これは心躍る、胸弾む。3.11以来、アルゼンチン代表の監督は、2014 W杯ブラジル大会で準優勝に導いて一昨年まだ若くして亡くなったアレハンドロ=サベーラを除けば個人的にはイマイチの観で、バロンドール7回受賞のスーパー スターのメッシ[FW]がいようがW杯南米予選にも気が回っていなかったが、ビエルサが監督なら再び Celeste y Blanco に貼り付きになる。 12/ 2、日本サッカー協会[JFA]が次期日本代表監督候補の一人にビエルサ監督をリストアップし、反町 康治 技術委員長が既に話し合いを持ったと関係者の話として各社の報道あり。 次期監督は外国人が基本路線で、前ドイツ代表監督で浪人しているヨアヒム=レーヴ(62)もその一人だと言う。 日本サッカー協会のビエルサ監督への片思いはW杯日韓大会の後、何度か報じられた。ただ、今の日本代表の選手らにビエルサのような将軍タイプの指揮官はどうなのか…。アルゼンチン代表監督がビエルサから凡将ホセ=ペケルマンに替わった時、ハヴィエル=サヴィオラ[FW]は常に3トップの右への貼り付けから解放されたことを言っており、選手を戦術にきつく嵌める傾向。W杯日韓大会で1勝1分1敗でグループ リーグ敗退となった時には固定した選手と戦術が相手に研究されたからだと批判された。年俸も最低でも破格の5億円とか。
爻を観るなら、ビエルサの元には方々のサッカー協会やクラブからオファーが来ているが、ビエルサからすれば商売優先などに映るこれら狐たちを纏めて討ち取って、九二の黃矢の採るべき選択をするのだが、九二の判断ではこの討ち取りを採る。 ちなみにドナルド=トランプ氏が今年の下院議員選挙に出馬するかを質して(2021/ 6/ 7)、この卦・爻を得ている。 |
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「29年」とはサッカーのアルゼンチン代表(フル代表)が国際大会での優勝から遠ざかって来年 2022 年のワールドカップ カタール大会で29年になるという意味。 Celeste y Blanco(= アルゼンチン代表の愛称)はアルフィオ=バシーレ監督の下 1991 年・1993 年に南米一を決めるコパ アメリカを連覇して以来、この間オリンピックや各ユースの大会では常連のように優勝しているが、フル代表としては南米一にもなっていない。 この間の成果を整理してみる。
FCバルセロナ[ESP]でFIFAバロンドール4度・バロンドール2度 受賞してサッカー史上最高の選手と讃えられるリオネル=メッシも来年で35歳。ワールドカップ優勝を手にしないまま。 それには代表監督が交代 激しくて、チームとして落ち着かない問題がある。南米予選の途中から 2010 年ワールドカップ 南アフリカ大会の監督になった故・ディエゴ=マラドーナは監督の能力がないし、今の監督のリオネル=スカローニ(43)は 2018 年ワールドカップ ロシア大会でベスト16止まりによりホルヘ=サンパオリ監督が辞任したことで、アシスタント コーチから昇格した暫定監督。U-20 代表監督も兼ねるから、東京オリンピックの U-23 代表監督もの筈。コパ アメリカ 2019 ブラジル大会は準決勝でブラジルに0−2(0−1)で敗れ、3位に終わった。 AFA[アルゼンチン F.B.協会]はFIFAの副会長を兼ねてカネまみれと言われながらも経営手腕の高かったフリオ=グロンドーナ会長が 2014 年に急逝すると、ガタが来た。 3.11以来サッカーどころではなかったので、この間のチームを振り返ってみる…
彼のチームは 2002 年ワールドカップ日韓大会の南米予選を圧倒的強さで3試合を残しながら首位通過し、フランスと共に優勝候補筆頭と言われながら、選手の多くが一流ゆえに大会寸前まで優勝争いに費やした疲労で不運にもグループ リーグ落ち(フランスのジネディーヌ=ジダンも同様)。だが、今やビエルサに学んだディエゴ=シメオネ、マウリシオ=ポチェティーノ、エルナン=クレスポ、マルセロ=ガジャルド、スペイン人のジョゼップ=グアルディオラ(ビエルサに心酔)…がビッグ クラブの監督として名声を刻んでいる。 ビエルサはおカネや優勝請負には興味がなく、目的に最善を尽くし、弱小チームを率いて強豪に勝つことを喜びとする。「監督としての最も重要な役割はファンに熱狂してもらうことだ」と言い、チームと街を興奮させる。 例えば、ニューウェルス オールド ボーイスの下部チームを任されると、アルゼンチン全土を70に分けて全て車で訪ね、全選手をチェックし、勧誘。あと3年もここの監督を続けていたら、メッシが入って来た。 監督のオファーがあれば、そのリーグの全チームの選手やシステムも頭に入れて、選手の補強や練習環境の工事などの提案までやり、何時間でも納得するまで話し合う。約束は絶対。 監督になると、いつも練習場か近場に一人で泊まり込んで、チーム作りに耽る。現在 監督を務めるリーズ ユナイテッドF.C.[ENG]では、対戦チームの練習場に “スパイ” を派遣して問題になったり(アルゼンチンではこの情報集めは常識)。彼のスーツ姿は誰も見たことがなく、常にジャージ。試合中はライン際にしゃがみ込んで、激しく細かい指示を飛ばす。 選手らはハード スケジュールを強いられ、練習は試合のあらゆる場面を切り取っってミスの回避は機能するところまで繰り返す。戦術こそはビエルサの最大関心事で、1−3−3−1−3は彼の代名詞(相手が2トップの場合。1トップなら1−4−1−4−1)。試合途中でも切り替え、SHは攻守に忙しい。守備はマンマークでパス コースを潰す。全員攻撃・全員守備で、ハイ プレス・ハイ ポセッション。選手のローテーション方式などサッカー界の流行には特に与しない。アスレチック ビルバオの監督時代には全盛期のFCバルセロナ[ESP]に対して引かずに攻め込んで引き分け、世界を沸かせた。 この Futbol 中毒人間の逸話は数知れない。何から何まで面白い。ご贔屓のチームでも、よく分からないサッカーで結果的に優勝しても面白くないでしょう?
ビエルサは 2018 年にフランス2部リーグだったリーズの監督に就任し、初年でリーグ優勝して 2003-04 シーズン以来のプレミアリーグ復帰を果たし、昨季・今季ともに9位。 年単位での推移を質している。
問いは代表監督への就任如何なので、この爻ではこのシーズン オフでの就任はないだろう。裏が【風澤中孚】||||(← 左を上に。以下 同じ)の【大離】で “意気投合” ・ “契約” の象などあるにしても。【風天小畜】ではこういう問いでは初九から九三までは問うところの前には進めず、本来の道に落ち着く判断になる。 ビエルサは 1998 年RDCエスパニョール[ESP]の監督を9試合 勤めただけで辞任してアルゼンチン代表監督に移ったことなどあるし、監督業はいつ切られるか分からない商売だが、爻 = 年なら、今年はないだろう。 では、外卦に移って、成卦主の六四では…まだ止める側。内卦【乾】の “前進” を【畜】止する主体。爻辭「孚(マコト)有り。血[恤(ウレイ)]去り、(オソレ)出づ。咎(トガ)无(ナ)し」で代表監督への匂いが漂って来ている。象傳「〜、れ出づとは、上[九五](カミ)志を合はせば也」でそれっぽい。 そして、九五。爻辭「孚 有りて(六四と)攣如(レンジョ = 手を取り合う)。富みて其の鄰と以(トモ)にす」を見るとこれまた如何にもだが、今回と似たような過去占で「攣如」のような成り行きがどれだけあったか…むしろ卦意が勝ったと思えることが多い。バレー ボールの吉田 さおり選手の去就を質した占など。先哲らの判断も物ごとの白黒となるとどっちつかず。 ただ、契約があるとすればここだろう。 この卦は卦極の上九も似たようなもので、裏は 5【水天需】||||の待望で、【畜】止の終わりには違いないが、まだこの卦の内ということがある。 序卦が 10【天澤履】|||||で、これを採るなら、2025 年? 70歳になる。 ん〜、ビエルサのアルゼンチン代表監督就任は厳しそうだ。AFAは成績好調の人間を連れて来る。アルゼンチン人は他に読みスジがあることを期待したい。 この卦・爻にはこんな占もあった。 |
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丁度3年前、ビエルサが次のW杯リオ デ ジャネイロ大会でアルゼンチン代表の監督を務めているか、と一筮してみて、48【水風井】|||(← 左を上に。以下 同じ)九五を得て、Si としたが、これは拙速だった。この占事でこの卦であれば、そのまま成否を採るのではなくて、この卦の井戸の水が地上に汲み上げられる上六の時か序卦 49【澤火革】||||の時を採らないと。呑象・燗 嘉右衛門 翁の「増補 燗易斷」では上六を採っている。ボス猿ベンツの帰還を質した占でも書いた。 今、アルゼンチン代表監督は、ビエルサF.B.の小型版などと言われ、代表MFの経験のあるアレハンドロ=サベージャ(58)が務める。2011/ 7、地元開催のコパ アメリカで準々決勝でウルグアイにPK戦で敗れて退任したセルヒオ=バティスタから代表チームを引き継ぐと、続いて始まったW杯南米予選では第5節から首位を走り続けてそのまま突破した。避難生活、被曝問題、愛猫たちの行方不明で滅入って、一度も試合を観ていないが、手堅いチーム作り・試合をやるようだ。 このW杯予選では、開催地のブラジルが予選免除で、4年前には実力トップだったウルグアイが中位に低迷し、南米No.3だったパラグアイが何と最下位。 それにしても、アルゼンチン代表、今4年連続でFIFAバロンドール(← 2009 年はバロンドール・FIFA最優秀選手賞)を受賞しているリオネル=メッシ[FW]を擁し、ファン=ロマン=リケルメ[MF]もいて、中心メンバーの故障もなかったのに、W杯 南アフリカ大会でディエゴ=マラドーナ、コパ アメリカでバティスタが監督だったのは悲劇という他はなかった。バティスタは 2008 年の北京五輪でアルゼンチンに大会二連覇をもたらしたが、転がって来た人事で、Director Tecnico[監督]としては凡庸だ。 それで、ビエルサの占があるので、サベージャが今のまま来年のW杯でアルゼンチン代表の指揮を執るかを確認に質してみると(10/30)、19【地澤臨】||六五。 今、「知にして臨む」。来年はこの上六に当たり、W杯の舞台に「敦く臨む」と。 ビエルサについては、彼がチリ代表監督をやっている 2007・2008 年だったか、アルゼンチン代表監督に返り咲くことがあるかを質したことがあったが、これもデータを津波で流してしまった。 それで、その後に執った先の占で【水風井】で九五・・・あと1・2ステップあった後に返り咲くことが匂うわけだ。ステップとは監督とか大会とか。今、一爻一年に取るなら、【澤火革】の変えるか否かを検討する九三に当たる 2014 年の後半、即ち、W杯終了後からAFA内部で起用について動きがあるだろう。 改めて一筮。
象傳の「終に尤 无き也」と言えば、日韓W杯でフランス代表と共に優勝候補の筆頭と目されながら、1勝1分1敗で決勝トーナメント進出を逃してマスコミから受けた激しいバッシングが尾を引いていることが頭に浮かぶ。それがこの卦。だが、終にはそれによる反対の声もなし、と…。 前向きに読むなら、あと2ステップで序卦 24【地雷復】|、一陽来復。六五の今時がサベージャ、上九の人物を経て、その次が匂うかな。 今、マルセロ=ビエルサは 2018 年に2部リーグのリーズ=ユナイテッドの監督になり、2019-2020 シーズンに優勝して、クラブをプレミア リーグに押し上げた。 |
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