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松原 照子さん(76)は amazon.co.jp で 12,000 円の値が付いている初の著書「宇宙からの大予言 — 迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ」(1986、現代書林)で、「カレンダーが赤くなる水曜日、関東で マグニチュード6.8以上の地震が発生し、日本が分断される」と書いている。「悪の水曜日予言」。「赤くなる水曜日」とは水曜日が祝日になることだろうから、今年は 5/ 3 だけ。 去年は 11/23 が水曜日で、政府が南海トラフを震源とする地震の発生確率を30年以内に70〜80%に引き上げたこともあって(この「時間予測モデル」には異論も出た)一部でこの予言が注目された。 彼女は、伊豆半島から日本海に向けて3つの矢が走る、と書いている。 一の矢:相模湾から東京へ抜ける マグニチュード6.8以上の大地震。 二の矢:地震の揺れ戻しと感じて人々は警戒しない。 三の矢:一の矢の地震から1週間以内に80〜120 m以上の大津波。 その後、伊豆半島から日本海に向けて亀裂が走り、日本列島が分断される。この分断が引き金となり、富士山など主な火山が次々に噴火の可能性があり、と。
●南海トラフ大地震 ●首都直下地震 ●富士山の噴火 の三つは遠からず確実にあると予想されている。 こちらも、天災なのか人災なのか、このまま収まる感じのしない不安な “グツグツ感”あり。 この人は東日本大震災を1ヵ月前に自身のブログ「幸福への近道」で当てたとして注目された。2020 年からの新型コロナウイルス感染症のパンデミック、2022/ 1/22 の日向灘沖地震を年単位で当てた、と言われている。 2016/ 8 発行の著書「松原照子の大世見」には「2020 年、東京でオリンピックはない」とどこかに書いていたらしいが、東京オリ・パラは延期になった。オリンピックをやっている様子が全く見えないのだ、と。 こちらは東京オリ・パラの開催については易で 42【風雷Y】|||(← 左を上に。以下 同じ)初九を得て、爻辭「大作」で開催するとしたが、後日この卦の六四の変化に気付いて、結局は延期だろうとしたけれど、四苦八苦。 ところが、ちょっと疑問が湧いて調べてみると、この人は、地震が好い例で、あまりにも数 打ちゃ当たる、をやっている。その内で当たったように見えるものだけをピックアップしているようで、バスレの方が桁違いに多い。 で、こんな検証動画を見付けた。力作。
ちょっと忙しいので、真夜中の執筮に。
地震は 24【地雷復】|が外卦【坤】の “大地” の下に内卦【震】の “振るふ” で最もそっぽい。19【地澤臨】||も【大震】の上に、内卦【兌】は “毀折” でもあり、地震の卦。 この【火地晉】は “大地” の上の外卦【離】の “火” で、火災や火山の噴火を想起させる。 噴火なら、内卦【艮】の “山” の 56【火山旅】|||や 62【雷山小過】||など。 また、来月5月の状況を之卦順生法的に観ると、今当は六二を陽変して伏卦の 64【火水未濟】|||の未だ濟(ナ)らずで、来月はその六三を陽変して 50【火風鼎】||||、内卦【巽】は “出入り” であり “伏す” であり、噴火に観るのは難しい。 この占示からはちょっと地震の要素は拾えない。 占示は隠喩[metaphor]で、こちらはなるべく人の理解を得られそうな読み筋・連想・解釈でやっているつもりだけれど、呑象[高島 嘉右衛門]翁や江戸時代の易者の読みはオリジナルと言うべき読みが多くて一貫した根拠が見出せなかったり。 仮設住宅暮らしの時に一筮 執って、管理人さんに「明日、ちょっと地震ありますよ」と言って忘れていたら、そこそこ揺れて、東北新幹線が止まってテレビ報道されるぐらいの地震があって、やたら驚かれたことを思い出した。
内卦【艮】の “山” の上に、外卦【震】の “奮動” で、火山の噴火の象の一つ。 但し、初六で、山の下のマグマの変動といった程度の意味になる。事実、富士山ならマグマ溜まりの異常な膨張は以前から指摘されている。 もし、これを物ごとの推移で観るなら、爻 = 月で、上六に当たる9月の今頃から前後に半月間ほどの間に注目してみよう。= 年なら、2028 年。 GWの 5/ 5、14:42、石川県能登半島で、最大震度6強(半島の突端の珠洲市)の地震あり。震源地は能登地方で、近隣の地域まで震度4の地域が広がる。マグニチュード6.3、深さ10km。方々で家屋が倒壊。 今回も問題となる関東ではない。 |
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