|
|
小泉 純一郎についての占に続く。 細川 護煕 氏(71)は東京都知事選挙 出馬の意思表明をズルズルと延ばしているようなので、早朝に、出馬の如何を易に質した。
直近の占で白か黒かの事柄となると、井戸水は「食はれず」のままであることが殆ど。内卦【巽】の上の爻であり、事を遂げないキライ大。 夕べテレビ朝日「報道ステーション」で、細川 氏が出馬を決意したかのように言っていたので、ハテナでいたら、その昔、東京佐川急便からの1億円 借り入れに疑惑が持たれて政権を投げ出したことが言われ出した(後記:NTT株購入疑惑も。また、東京佐川急便からの借り入れは熊本県知事に出馬する前のこと)。あらら、これは出馬してもダメだろう。前任者の猪瀬 直樹が同じ借入金の疑惑で金額もその半額で引責辞任して、clean が問われているわけだ。職務権限の違いなりでかわせるものかね? この人はもし出馬しても、ちょっと向かい風が吹いたり支援が消えたりしたら、やっぱりやめた、をやり兼ねない。九三の裏の【坎爲水】||(← 左を上に。以下 同じ)で、猪瀬がドボン、またドボンと。 首相時代には、独断で国民福祉税構想を発表してはすぐに引っ込めて、突然 辞任して、祖父の近衛 文麿のダメダメの気質を見せた。こちらには、順風の時だけ、御輿に乗るだけの印象。“自走エンジンなしの高級車”。小泉 氏も、風はよく掴むが、人選びは頂けない。 1/10 に上の占を執ってから、細川 氏はまた何日も出馬の意思を示さず、【水風井】の誰にも水を汲めるようにする、即ち、都知事となる意思 = 水瓶が上がったり下がったりで、昨日 1/14 に小泉 氏と会談をして支持の言質を取り付けて、やっと出馬の意思を表した。正式表明の日程は決まっていないようだ。 スワ出馬だと報道では扱われているが、他に執筮してみても、佐川急便などの過去の問題についてか、卦の上ではフラフラ進退 迷っている様子がある。 ちなみに、今回の【水風井】九三には過去の罪障、未だ消滅せざるの象、やら、成功に向かはんとして、敗に遇ふ意、がある。 上では通常の白黒の読みをしたが、何時までも結果が見えず、あれこれ経緯を挟んでしまっている。そこで、今回の占示は爻辭・爻位に物ごとの推移を観る占法だと分かりやすいかも知れない。丁度、ボス猿ベンツの帰還を質した占の場合と同じで、爻 = 日とすると、昨日の 1/14 は 49【澤火革】||||初九に当たり、状況が変わった、と。それで、九三の 1/16 までに再三 考えて腹を決め、九四の 1/17 以降で態度表明、というところかな。 爻辭・爻位に物ごとの推移を観る占法だと、1/20 には【澤火革】から 50【火風鼎】||||に移り、1/22 はその九三になる。爻辭「鼎の耳 革まる」で、他にもピンと来ない。 【水風井】九三をそのまま取るならば、九五の「王」の小泉 氏が九三の井戸水の細川 氏を汲んだ、と。少ない例だと思うが、今回は執筮の時点で「王」の登場があって、既に汲むことを表明していた点がレア ケース。伏卦【坎爲水】は相思相愛とすべきかね。 ちなみに、霞ヶ関とも東京電力とも何度もやり合っているので、こちらは公安の要注意人物としてマークされているか、と試みに質して、この【水風井】九三だった。著名な公人の来町の時などに目立った言動をするとリスト アップされ兼ねない、と観たが、そういう「王」が登場する状況ではもっと注意を払うべきかも知れない。 兎に角、正式表明までが長引いて経緯を挟んでしまっているので、小泉 氏と会談をやった 1/14、正式に出馬表明をするのかを質すと、4【山水蒙】||初六。 錯卦【澤火革】で、伏卦 41【山澤損】|||で、爻辭は「蒙を發(ヒラ)く」。これなら分かる。 |
Copyright (C) 2001-2024 Leibniz Cop. |