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6/26、伊スポーツ紙「La Gazzetta dello Sport」が、ACミラン[ITA]が本田 圭佑[MF/CSKA Moscow]の獲得に向けて交渉を開始して、もう一人の獲得候補の31歳のカカ[MF/Real Madrid]よりも27歳で若く、年俸が低いからとして、本田に決まる可能性が高い云々と報じた。 アルゼンチン代表の選手らの移籍話ではよく振り回された新聞。「Corriere dello Sport」と。
通釈では、上の句は、料理を始めるのに鼎を引っ繰り返して、その底に溜まった以前の料理のカスを捨てる様、というような意味になっている。 ところが、聞 氏の観方は、正の鼎が足がダメになったので、副の鼎で代用すること、だと言う。 すると、「妾を〜」の下の句は上の句の言い換えという爻辭のパターンになって、上下がピタッと収まる。通釈では、下の句の意味するところが取って付けたようで、先哲らも創作ばかり。 また、この象傳も、通釈の怪しさが拭えなかった下の句が代用の意味として明瞭になる。 この聞 氏の解釈を使うと、ミランの第一候補は4年前までミランで頂点を極めたカカ[Real Madrid]で、しかし、結局 金銭の面で纏まらず、本田が代用に、となるかな。 この聞 氏の【火風鼎】初六についての解釈は鈴木 由次郎 先生が「全釈漢文大系 易経」で少し採り下げている。 常識的にキャリア・移籍金などから観て本田を “代用” にしておいたが、逆になるということか。占的の主は本田だから、このオフには本田が鼎の底から掃き捨てられるということ? つまり、聞 氏なら、自分は棄てられ、代用を当てられる、と。 ミランは本田の移籍金が無くなるこの時期を待った。そういう鼎が空っぽの機会を利用するのがこの卦・爻。これは占的の主が本田で、ミランという鼎が以前の料理のカスを棄てて、本田という新しい食材を入れるのだし、ミランはこの「妾」を採った。的占。 |
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