i Vamos vamos Argentina !
 

監督&選手の血液型予想
2011/ 1/19 -
 ご贔屓のアルゼンチン代表。選手らの血液型はよく考えたこともない。ネットで調べても分からないだろう。
 ちなみに、ライバルのブラジルの「王様」ペレはA型だろう。FIFA[国際F.B.連盟]の優等生の大使ぶり、言動の型にはまった感じが。お歳だ。近頃はディエゴ=マラドーナにしつこく絡んで「マラドーナは人間として悪い見本」、「自分は選手としてマラドーナより上」だとのことで困った困った。

 次回はうちの犬・猫の血液型を考えてみよう。これも命・卜・相の相学(人相・手相・骨相 …)。

 下の血液型の見出しの色、例えば、O型なら黄色〜オレンジはO型が好むところの多い色と言われています。

O 型
●ディエゴ=マラドーナ監督・・・微塵も疑いなし。好くも悪くも偉大なO型。
●カルロス=ビラルドTD・・・ガチ。知的なドクターで、物ごとを simple 且つ明瞭に捉える。守備的F.B.を信奉。
●オズヴァルド=アルディレス監督・・・ビラルドTDと似たあの大きな鼻の容姿・表情はたぶん。
●ダニエル=パサレラ監督・・・親分気質。頭の押さえっこでカニージャ[FW]とぶつかった。A型?
●ネストル=センシーニ監督・・・若い頃の写真はB型に見掛ける顔付きなんだな。
●レオナルド=アストラーダ監督・・・西洋人でもあの鼻の穴の大きさは。顔は猛禽類。
●ディエゴ=カーニャ監督・・・闘将。何となしにシメオネ監督に通じる。
●'チョロ' ディエゴ=シメオネ監督・・・親分・兄貴の気質。策を好む。O型だと思う。
●ホルヘ=ヴァルダーノ[FW/引退]・・・顔付きは常にキツイ。事業家によく見掛ける顔。
●ガブリエル=バティストゥータ[FW/引退]・・・やや大木系、O型かなぁ。
●マルティン=パレルモ[FW]・・・ん〜、たぶんね。
●ギジェルモ=バロスケロット[FW]・・・微妙。顔はヴァルダーノ系かな。
●フリオ=クルス[FW]・・・顔はO型に多い猛禽類。自分の役割から出ない、チと大人しい感じはA型。
●エルナン=クレスポ[FW]・・・愛するクレスポはガチだろう。相方やチームへの適応性が高い。アンデスの顔。
●クラウディオ=ロペス[FW]・・・O型アスリートの快速タイプではないかな。
●セサル=デルガド[FW]・・・微妙。
●マウロ=ロサレス[FW]・・・左の職人だが、顔付きはO型。
●ルシアーノ=フィゲロア[FW]・・・あの感じ、明るさ。
●ロドリゴ=パラシオ[FW]・・・フィゲロア[FW]の両眼の間をさらに縮めて眼を小さくした漫画チックな顔。
●リサンドロ=ロペス[FW]・・・髭をなくすといかにもO型っぽい顔、表情。
●'クン' セルヒオ=アグエロ[FW]・・・これはガチでしょう。アンデスの血が交じる(メスティーソ)。
●マキシミリアーノ=ロペス[FW]・・・大木型だが、微妙。
●エドゥアルド=サルヴィオ[FW]・・・柔和なアイマール[MF]に通じる。顔がムキ卵系。
●エクトル=エンリケ[MF/引退]・・・ガチ。東洋でも見掛けるいかつい顔。
●ファン=セバスチャン=ヴェロン[MF]・・・あのリーダー的な感じ、鼻柱よく面高なマスクはおそらく。
●マルセロ=ガジャルド[MF]・・・ん〜、顔形は独特のカエル系で怖そうだが、否、心優しき人。
●アリエル=イバガサ[MF]・・・微妙。ああいう変な太い眉は心臓疾患のある人に見掛けるが、種族的な特徴?
●パブロ=アイマール[MF]・・・mild なO型。ムキ卵系の顔。
●アンドレス=ダレッサンドロ[MF]・・・ラ ボバのような駆け引きのプレーを好む。B型が臭う顔だが …。
●フェデリコ=インスーア[MF]・・・おそらく。太い鼻筋の通った主役顔。
●サンティアゴ=ソラーリ[MF]・・・一種のゴリラ顔。A型っぽくもあるが。もっと上のレベルに行けた選手。
●ルーカス=カストロマン[MF]・・・丸みのあるダンゴ顔。両眼の間が近い。
●ダニエル=ビロス[MF]・・・微妙だが、おそらく。
●リオネル=スカローニ[MF]・・・明るいムード メーカー。何かチと質が粗い。
●クリスチャン=レデスマ[MF]・・・微妙。顔立ちはA型っぽい。
●ホナス=グティエレス[MF]・・・陽気なパフォーマー。
●マリオ=サンタナ[MF]・・・顔、表情、ガチ。
●ネリ=カルドソ[MF]・・・顔はヴァルダーノ系。気が短い。
●ハヴィエル=パストーレ[MF]・・・まだよく掴めない。顔は鳥類の見本。
●ディエゴ=ペロッティ[MF]・・・まだよく掴めない。精悍な風貌が何となく。
●マティアス=アルメイダ[MF]・・・ん〜、微妙。極端に無口でインタビュアー泣かせ。田園の男というか。
●'ルチョ' ルイス=ゴンサレス[MF]・・・ガチ。東洋にもよく見掛けるパーソナリティ。
●ハヴィエル=マスチェラーノ[MF]・・・何か少し固い、不器用。'ルチョ' [MF]によく担がれた。
●セバスチャン=バタグリア[MF]・・・ガチだね。O型的平凡がある。
●ニコラス=メディーナ[MF]・・・何か、と言えばO型かな。
●ルーカス=ビーリア[MF]・・・ガチ。
●フェルナンド=カセレス[DF/引退]・・・アフリカとアンデスがミックス。土臭い。
●ホセ=アントニオ=チャモ[DF/引退]・・・おそらく。割と穏やかな紳士。
●ネルソン=ヴィヴァス[DF/引退]・・・特徴ある顔で、晴れ晴れとしない。
●ウーゴ=イバーラ[DF]・・・インディオの形質が強くて微妙。
●ガブリエル=エインセ[DF]・・・気性の激しさはA型っぽいが、あの屈託のない性格の明るさはおそらく。
●マルティン=デミチェリス[DF]・・・でしょう。
●ダニエル=ディアス[DF]・・・これがまた漫画チックな顔。東洋でも見受ける。ガチ。
●アリエル=ガルセ[DF]・・・微妙。顔は独特のカエル系。野性的な爽やかさあり。
●ファブリシオ=コロッチーニ[DF]・・・微妙。大木型。
●レオナルド=ポンシオ[DF]・・・顔は鼻っ柱が立派な主役顔。アンデスの血が交じる。
●ゴンサロ=ロドリゲス[DF]・・・ムーン フェイスだが、雰囲気はO型っぽい。
●ニコラス=オタメンディ[DF]・・・何型?と問われれば、O型かな。
●パブロ=サバレタ[DF]・・・何となく。代表にはまだ顔がぬるい。
●ネリ=プンピード[GK/引退]・・・お顔付きから。
●セルヒオ=ゴイコチェア[GK/引退]・・・川島 永嗣[GK]に通じるだろう。
●カルロス=ロア[GK/引退]・・・容貌・雰囲気からするとA型のような感じも。土臭い。
●ロベルト=ボナーノ[GK/引退]・・・温和でもの静か。
●ロベルト=アボンダンシェリ[GK]・・・ん〜、微妙だな。こういう穏やかなタイプは何型にもある。
●マリアーノ=アンドゥハル[GK]・・・風貌は何となくA型っぽいが。第一次産業就労者っぽい。
●ヘルマン=ルクス[GK]・・・微妙。少し線が細いか。
●セルヒオ=ロメロ[GK]・・・アグエロ[FW]に通じる。
●オスカル=ウスタリ[GK]・・・顔立ちはO型。どうも内向的。
A 型
●フリオ=グロンドーナ会長・・・顔立ちはA型。面差しというのは何型にもあれど。二重顎は晩年に恵まれる。
●セサル=ルイス=メノッティ監督・・・微妙だが、容姿から。dandy。かなりの左翼思想家。
●マルセロ=ビエルサ監督・・・あの狂人じみた徹底さと真面目さ、激しさ剥き出しの檄と優しい性格は疑いなし。
●ホセ=ペケルマン監督・・・何だかよく分からない選手起用・試合采配はAB型のような気も。試合下手。
●ラモン=ディアス監督・・・利き足は左だが、顔はやっぱりA型。
●'チェチョ' セルヒオ=バティスタ監督・・・まあ、A型かな。バランス重視。無難で光るものなし。
●マウリシオ=ポチェティーノ監督・・・両眼の間が近い。選手時代はプレーは粗めで、チと頼りなし。O型?
●マリオ=ケンペス[FW/引退]・・・微妙。顔付きから。
●アベル=バルボ[FW/引退]・・・でしょう、顔形、雰囲気。
●クラウディオ=カニージャ[FW/引退]・・・高杉 晋作の直進タイプ。そこに何か安さが覗くとAB型だが。
●グスタヴォ=ロペス[FW/引退]・・・あの直線的な感じは。
●'チェロ' マルセロ=デルガド[FW]・・・この人も一直線タイプで、とりわけ気が強い。
●アリエル=オルテガ[FW]・・・典型的なムーン フェイス。芯はあるが、破滅的なところはAB型っぽくも。
●ハヴィエル=サヴィオラ[FW]・・・A型だと調べたファンがいた。ガチでしょう。勉強もよく出来た。
●フェルナンド=カヴェナギ[FW]・・・ん〜、O型ならこんなブレーキが掛かるかな?
●アレハンドロ=マンクーソ[MF/引退]・・・何となくA型っぽいマスク。
●フェルナンド=レドンド[MF/引退]・・・微妙。その通り、王子様的。
●ディエゴ=ブエナノッテ[MF]・・・あのガキんちょな感じは。
●エステバン=カンビアッソ[MF]・・・ガチでしょう。優等生、良い人、アクがない。若禿げタイプ。
●フェルナンド=ガゴ[MF]・・・プレーの clean さ、中甘のマスク、「王子様」の形容などから。O型?
●フェルナンド=ベルスキ[MF]・・・この風貌はおそらく。
●オスカル=ルジェリ[DF/引退]・・・微妙だが、闘士タイプのリーダー。
●マウリシオ=ペジェグリーノ[DF/引退]・・・ある種A型の典型。学業は好かった筈で、知に走りがちな顔。
●ハヴィエル=サネッティ[MF・DF]・・・ガチ。常に完璧であろうとする。献身的。アンデスのジェントルマン。
●ロベルト=アジャラ[DF]・・・激しい気性を見せるが、普段は穏やか。責任感も人一倍。AB型ではない。
●ファクンド=キローガ[DF]・・・ん〜、よく判らない。AB型のような表情の時も。
●ニコラス=パレハ[DF]・・・微妙。細いが、強靱な印象あり。
●クリスチャン=アンサルディ[DF]・・・ムーン フェイス。普段からちょっと神経質な表情。仕事はやる。
●ウバルド=フィジョール[GK/引退]・・・いるね、こういうお安いタイプ(笑)。女性遊びも程々に。
●ヘルマン=ブルゴス[GK/引退]・・・脱臼しても平然とプレーする様はA型。O型にはない。型破りなロッカー。
●パブロ=カヴァジェロ[GK]・・・正確なプレー、全体的にはずしのない印象。
B 型
●'ココ' アルフィオ=バシーレ監督・・・あの放任指導、物ごとの白黒のなさ、ニガイすえたマスクはガチだろう。
●カルロス=ビアンチ監督・・・主義あり。あまのじゃくありのB型。
●ホルヘ=ブルチャガ監督・・・少しニガさが出て来た。
●ラモン=メディナベージョ[FW/引退]・・・ 鼻が右向き、即ち、左眼で観ている。左利き?
●リオネル=メッシ[FW]・・・ガチ。左利き。クヨクヨ傾向。よく出来た若者だ。
●カルロス=テヴェス[FW]・・・プレーが左に流れる。クヨクヨ傾向。普段から口が半開きで、閉まりが悪い。
●ディエゴ=ミリート[FW]・・・タイプは違うが、弟のガブリエル[DF]と同じくB型ではないかな。
●クリスチャン 'キリ' ゴンサレス[MF]・・・ガチ。開放的だが、特定のことに酷い偏狭ぶりも見せて扱いづらい。
●ファン=パブロ=ソリン[MF]・・・チと清潔でないイメージあり。発言内容はとても社会的、inelligential。
●マキシミリアーノ=ロドリゲス[MF]・・・ガチ。柔和な感触の、東洋にも多いパーソナリティ。
●アンへル=ディ=マリア[MF]・・・ガチ。左専門。しなやかな感触。アンデスの血が交じる。
●エヴェル=バネガ[MF]・・・微妙。こざっぱりしない。
●ホセ=ソサ[MF]・・・でしょう。快闊・柔和な明るさあり。
●ニコラス=ガイタン[MF]・・・カエル系の特徴的な顔、感じ、B型の子供に見掛けるが。O型?
●ワルテル=サムエル[DF]・・・微妙だが、この人は何とも職人的。数千年前のヨーロッパ人の美しい顔。
●ガブリエル=ミリート[DF]・・・プレーの気分的ムラ、すえた成分がガチ。B型は何か茶色っぽい(笑)。
●ニコラス=ブルディッソ[DF]・・・そうじゃないかな。時々 変な具合になって扱いづらい感じがある。
●クレメンテ=ロドリゲス[DF]・・・たぶんね。
●エミリアーノ=インスーア[DF]・・・テヴェス[FW]に通じるだろう。
●レオナルド=フランコ[GK]・・・鋭角的なムーン フェイスだが、すえた成分を感じる。
AB型
●ルシアーノ=ガジェッティ[FW]・・・大物のような思わせぶりな雰囲気を作るところはガチ。中味はしょぼい。
●エセキエル=ラヴェッシ[FW]・・・微妙。派手なプレーに走る傾向はAB型だが、面高な顔はO型のような。
●マウロ=サラテ[FW]・・・何か無痛覚、体温が低いと言うか。
●ゴンサロ=ベルヘッシオ[FW]・・・くしゃっとしたムーン フェイス。A型?
●ファン=ロマン=リケルメ[MF]・・・遠藤 保仁[MF]に通底するか。AB型のムニュっとした感触あり。
●'チョリ' アレハンドロ=ドミンゲス[MF]・・・A型かな?
●マリオ=ボラッティ[MF]・・・何となく顔付きがAB型に見受けるそれ。無責任なとりとめのないタイプか?
●ディエゴ=プラセンテ[DF]・・・爬虫類系の変な顔。イタリア代表のアンドレア=ピルロ[MF]とか。
●エセキエル=ガライ[DF]・・・無味、正体不明なところ。やっぱり前に出てゴールしたがる。
●ホナタン=ボッティネッリ[DF]・・・微妙だが、これまた違った爬虫類系の顔。
●ファン=パブロ=カリーソ[GK]・・・微妙。やはり代表の正GKには定着しなかった。



カルロス=テヴェスがレアル マドリードへ?
2011/ 1/18、1/20、1/26
 アルゼンチン代表として南アフリカW杯(2010)で優勝を逃してから、カルロス=テヴェス[FW/Manchester City](26)はインタビューを受ける度に引退したい気持ちを漏らしている。

 
アルゼンチン代表では、ホセ=ペケルマン監督時代から常に先発でありながら、ちっともゴールがなくて消えかかったが、監督マラドーナと共に復活。

 彼はアルゼンチン・ブラジル・南米・ヨーロッパの枠で、賞という賞は総ナメにして、個人の賞ではFIFAバロンドール[世界年間最優秀選手賞]、チームとしての賞ではワールドカップの優勝だけがない。
 だから、南アフリカには賭けていた。リオネル=メッシ[FW/F.C.Barcelona]とゴンサロ=イグアイン[FW/Real Madrid]の黄金の2トップに割って入って、ディエゴ=マラドーナ監督に3トップの選択をさせ、ドイツW杯(2006)で大会のベスト ゴールを決めたマキシミリアーノ=ロドリゲス[MF/Atletico de Madrid]から先発の座を奪い取った。そして、準々決勝のドイツ戦で0−3のビハインドになっても、是が非でもボールを奪い取らんと、一矢 報いんと、サイドからサイドへ懸命に走り回っていた。燃え尽きた。

 それに、テヴェスはお金に支配されたF.B.の世界にはもうウンザリだ、と繰り返し言っている。
 ブエノスアイレスでも最も貧しくて危険極まりないフエルテ アパッチの出身で、マラドーナやファン=ロマン=リケルメ[MF/Boca Juniors]と同じく、家族の絆を何よりも大切にして育った。

 F.B.を辞めたい、を言い出したのは、以前のマンチェスター ユナイテッド[ENG]で、左の口端から鼻にかけて高血圧由来の攻撃的な神経をヒリヒリと溜め込んでいる監督のアレックス=ファーガソン(AB型は動かない)に、毎日々々シカトされ、痛め付けられてから。テヴェスは退団後も何ヵ月も癒しがたい様子だった。彼はB型か?
 イヤミと邪気の塊で、気を許したスキに心臓を裏から引っ掻くのを趣味にしているファーガソンのような劣悪な人物を終身監督のようにしているマンUのフロントの気が知れない。他人への敬意なるものとは対極にいる(こんなエセ紳士が Sir なのだ。イギリスという国もたかが知れている)。

 だから、テヴェスはもう続かないかな、と思ったら、何と、選手への敬意などどこにあるんだの、金と権力が支配しているレアル マドリード[ESP]へ移籍か、との観測気球が上がった。椎間板ヘルニアの手術で離脱したイグアインの代役、即ち、クリスティアーノ=ロナウド[FW]の相棒が要る、と。それで、元オランダ代表のルート=ファン=ニステルローイ[FW/Hamburger SV]がこの古巣に戻らない場合にはテヴェスの選択になるだろう、ジョゼ=モウリーニョ監督も望んでいるし、とマドリード系スポーツ紙「Marca」が報じている。


占 題
 この冬、テヴェスはレアル マドリードへ移籍するか

三 遍 筮 法
本 卦
52 艮爲山
  伏卦 23 山地剥
互卦 40 雷水解
錯卦 58 兌爲澤
綜卦 51 震爲雷
 九三、其限(ゲン)に艮(トド)まる。其夤(イン)を列(サ)く。q(アヤウ)くして心を薫(クン)す。
 象に曰く、其限に艮まるとは、危うくして心を薫する也。
 
 移籍はない。マンチェスター シティに[ENG]留まる。
 この三爻は何か神経絡みで頑として動かない。内卦【艮】の主爻で、こちら側の“家”に留まっている。【艮】の上の爻だから、もう動くべき時に来ていることは確かなのだが、爻辞「心を薫薫(クユラ)すす」で、移籍に関わって何か不安葛藤があるだろう。好い止まり方ではない。
 昨年の占「ディエゴ=マラドーナはここで代表監督を解任か」と判断は同じ。
 今まで続けて来たものを止める[辞める、離れる]のか、と質して【艮】を得た場合には意外と間違い易くて、それにて【艮】止すると採る人がいる。これは現状に止(トド)まる、だ。
 易での見方は、今の状況・位地からどうなるか、吉か凶か、上るのか下がるのか、動くのか止まるのかであって、常に相対的。
 この卦は互卦に【雷水解】||(← 左を上に。以下 同じ)があり、三爻には【山地剥】|が伏しているから、余計に間違える。今回の占では、移籍の噂なりが剥がれ落ちる、と。



占 題
 この冬、ファン=ニステルローイはレアル マドリードへ移籍するか

三 遍 筮 法
本 卦
26 山天大畜
  伏卦 22 山火賁
互卦 54 雷澤歸妹
錯卦 45 澤地萃
綜卦 25 天雷无妄
 九二、輿(クルマ)、輹(トコシバリ = 車台と車軸を縛り付ける革ひも)を説(= 脱)く。
 象に曰く、輿、輹を説くとは、中にして尤(トガ)め无(ナ)き也。
 
 それならと質したが、こちらも移籍はない。
 【畜】止【畜】養の爻で、これは車が車輪を外して進んで行くことをしない。陰陽 相応ずる五爻のハンブルガーSV[GER]側が留め置いて、もう暫くチームのために、ということだろう。
 しかし、こちらはテヴェスの占と違って陰位に陽爻で居る。ファン=ニステルローイとしては役不足で、内卦【乾】だし他へ移りたくて仕方なくているだろう。そう思って確認してみると、今、ハンブルガーはブンデス リーガ第18節を終わって7位 止まり。また、彼は1年前にレアル マドリード[ESP]を離れる際にもそのままマドリードで選手生活を終えたいと思っていたようだ。ハンブルガーへの移籍は不本意だったろうし、完全移籍で、1年半の契約を結んでいる。

 まあ、【山天大畜】はすぐ上の三爻が道徳修養を終えて進んで行くの意だから、次の機会、即ち、契約が切れるこの夏には動くだろう。三爻には、自分の身を守る武芸などを習う、という辞があるので、多分、引退ではなくて、移籍(7/ 1 には35歳)だね。陽位に陽爻、場所を得る。
 で、その三爻は上爻に留められているが、それが共に戦おうと手を差し伸べる。陽剛と陽剛。上爻とは「天の衢(チマタ = 四方に通ずる辻)」、これ以上ない四通八達の all right な場所・・・臭うね。

 よって、レアル マドリードはこの冬は他の選手を呼んで来ることになる筈。FW登録はクリスティアーノ=ロナウドとカリム=ベンゼマ[FRA]しかいない。



結 果
 レアル マドリード[ESP]はマンチェスター シティからエマヌエル=アデバヨール[FW]を獲得した。同じシティ所属のテヴェスのマドリードへの移動はなし。オファー自体はあったようだ。
 また、ニステルローイにはやはりマドリードがオファーを出したが、ハンブルガーが移籍を認めず、泣く泣く残留と決まった。
 どちらも、読みの通りに的占。



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