竹原 信一さんは哲学者

竹原 信一 氏はゆく
2011/ 1/13、1/16
 日本全国、僅かな例外を除けば、役所は住民福祉のためにあるのではない。役所仕事の職員らのためにあるようなもの。地方の町村は、建設業者が推した町村長や議員報酬・年金(殆ど廃止)目当ての不労議員のために存在している。定年退職者かヒマな自営業者ばかりで、職が自己目的化している。
 こちら、猫の問題をあれこれ街行政に訴えても、ことの善し悪しがまるで通らない。

 
 この自治体の腐敗に妥協のないやり方で立ち向かっているのが、「ブログ市長」鹿児島県 阿久根市の竹原 信一(51)前市長。信念の男。時々 奇抜な言動もするが、この人、好きである。どこか可愛らしい(笑)。

 昨年11月半ば、現職だった竹原 氏が、12/ 5 の彼に対するリコール[解職請求]の賛否を問う住民投票で解職となるか、を質した。


占 題
 竹原 信一 市長の解職を問うリコール投票の結果如何

三 遍 筮 法
本 卦

16 雷地豫
伏卦 40 雷水解
互卦 39 水山蹇
錯卦  9 風天小畜
綜卦 15 地山謙
 六二、介(カイ = 境目、これより前に進まず)たること(= 応・比がないので牽制されることなく楽しみに溺れない)石の于(ゴト)し。(動く時は)日を終えず(= 決然として動く)。貞(タダ)し(く固)ければ吉。
 象に曰く、日を終えず、貞しく(固く)して吉とは、中正を以て也。
 
 これは、結局は、爻辭の通り、「日を終へず」に市長の職を去ることに相成るだろうと、チラッと書いておいた
 この占は、占事・占的に対して占示が素直ではないかも知れないと、つまり、リコール投票のことについては、伏卦【雷地豫】を彼の解職に当てて好いか、【雷地豫】が出直し選挙への出馬(での悦び)を予告したものか、考えたまま、投票日になってしまった。
 結果は僅差で解職賛成が上回った。豫々とせず「日を終へず」に市長の職を去ることに。竹原 氏、一昨年、市議会での不信任決議案可決で2度 失職して、これで3度目。

 それで、竹原 氏はまた出直し選挙を戦うと言うので、それなら、返り咲くだろう。そう思って、筮を続けた。


占 題
 竹原 信一 氏は出直し選挙で当選するか

三 遍 筮 法
本 卦

5水天需
伏卦 63 水火旣濟
互卦 38 火澤暌
錯卦 35 火地晉
綜卦  6 天水訟
 九二、沙(スナ = 川の砂浜)に需(マ)つ。小(スコ)しく言(ゲン = 非難、→ 愆 アヤマチ)有るも、終に吉。
 象に曰く、沙に需つとは、衍(エン = 心が広くゆったり)にして中に在る也。小しく言 有りと雖も、吉を以て終わる也。
 
 卦からすると、当選が期待できる。
 ここに書いた占だけでも最近よく得る【水天需】。この二爻は三爻のように前方に【坎】難があるのに無闇に進んで災を罹るのではなくて、宜しき時を需(マ)つことになり、思慮をもって災を免れるに至る、と。
 爻辭「小しく言 有り」は、竹原 氏が、議会を招集せず、給与削減条例ほかの専決処分を重ねたことにより、ゴタゴタあり、外部からも批判を受けること。「小しく」と言うには、国から県から所謂 有識者から、やり方が違法云々と叩かれ捲っているが、総務相の片山 善博など当地での問題意識も解決策もなしに傍論を口走るばかり。
 しかし、「終に吉」の成り行き、と。二爻には【水火旣濟】|||が伏しており、物ごと済(トトノ)う。

 まあ、何せ勝ち負けの占だから、保証の限りでは全くない。


 鹿児島県。志布志事件の有り様なんかを観ていると、「一体この地方は何時代なんだ?」と興味をそそられる。日本は広いね。



結 果
 竹原 氏、落選。
 勝ち負けの占、案の定。白黒の占でも、勝ち負けの占だけは爻辭判断の逆を言えば8割 当たる、などという法則めいたものが健在しておる。爻辭「終に吉」も爻象も合致せず。

 さて、この選挙の結果が阿久根市民のためにはどうなのなら・・・。



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