山 風 蠱

オリンピック決定をテコに国のインチキを引っ繰り返せ!
2013/ 9/11、9/12
 福島県に居る我々は、テレビのインタビューを受けると、食事や吸引による被曝の問題を訴えるし、国や東京電力のインチキなどを批判する。しかし、被曝についての言及が電波に乗ることは一切ない。一切。
 原発事故の当初、まだ電事連からの莫大な広告費がものを言わせていた時には、テレビでは東電批判がタブーだった。その後は、東京都が広告費を含む 4,500 億円の予算を確保している 2020 年オリンピックの招致のために核汚染・被曝の現実が邪魔になったようだ。
 県内の民報4局は当初から「復興・復興」一辺倒。東京のキー局は、今、汚染水の流出に問題を矮小化している。
 何が言論人か、文化人か。43名が判明している子供らの甲状腺癌の現状さえ口にする者がいない(収録なら、そこはカットされただろう)。誰が局におもねった発言をしたか、こちらは忘れない。
 広告業界で働いたことのある身、商業放送の何たるかぐらいは分かる。だが、大手メディアを挙げての情報ブロックの結果、福島では 200 万県民の殆どが現状認識を誤っていて、「まあ問題ないだろう」ぐらいにこの地に居残っている。このいわき市でも子供たちがマスクもせずに外で遊び回っている。こうなって仕舞ったら、γ線・β線の別も知ろうとしないレベルのうちの広野町民らになど何を言っても詮なし。御用知識のみ“信仰”して、被曝は安全云々と言って回っているどうしようもない町会議員もいる。次の町長候補の遠藤 智もこの手合い。
 公共放送の筈のNHKまで右習え。NHKの現場はこの27年間のウクライナの惨憺たる現実をよく承知しているではないか。
 大勢の住民を見殺しにしている大罪をどう購うつもりか。いつの世もこんなファシズムが覆うのだ、この国は。

 しかし、安倍 晋三はブエノスアイレスで、東京では過去も現在も未来も何の健康問題はないとバカげた大嘘を吐いて、これが物議を醸すと共に、「東京の無害」が国際公約のようになった。
 IOCでは日本の核汚染・被曝に最も厳しい視線を向けているドイツ、そのトーマス=バッハが新会長になった。
 唯一の追い風、外圧。
 しかし、他方、オリンピックが決まったことで、この自民党のヒトデナシ政府は益々 我々の苛酷な現実にフタをしようとするだろう。


占 題
 海外メディアの圧力で政府は被災者対応を改めるか(9/ 8)

三 遍 筮 法
得 卦

61 風澤中孚
伏卦 62 雷山小過
互卦 27 山雷頥
錯卦 62 雷山小過
綜卦 61 風澤中孚
 九五、孚(マコト)有りて(九二と)攣如(レンジョ)。咎(トガ)无(ナ)し。
 象に曰く、孚 有りて(九二と)攣如とは、位 正しく當たれば也(= 中正)。
 
 【大離】の“条理”が示された。
 海外メディアの外卦【倒兌】の“問い”に対して、内卦【兌】の我々が“答え”、呼応する。
 爻辭また言うことなし。
 国と県と町と御用どもに百倍返し!


 尚、本日、復興庁が福島市内で「原発事故子ども・被災者支援法」の基本方針案の説明を行い、勢い県民らの不満・批判・罵声を食らった。いわき市議の佐藤 和良 氏も住民の意見を聴くでもないで纏めたこの基本方針案を撤回しろと頑張っている。
 さて、この法律の成り行きについて一筮すると(9/ 3)、
 26【山天大畜】||||(← 左を上にして見る。以下 同じ)九二。
 爻辭「(六四に上進を止められ)輿(クルマ)輹(トコシバリ = 車体と車輪の軸とを連結する部分)を説く(= 解く)」、全うに前に進もうにも車輪脱落。

 対象の地域・住民をいかに削るか、問題をごますかに余念のない復興庁になど何の期待も出来ない。原爆の方の被爆者援護法のようなものが出来るのは、現実の被害が覆い隠せぬ程になってからの話で、いわき市で待ってなどいられない。
 個人的には、結局、方向は民事法廷の場で避難の権利の確認と補償の獲得ということになるだろう。



 復興庁、昨日の説明会で、各地で公聴会を開いて「原発事故子ども・被災者支援法」の中身に被災者の意見を取り入れろと皆から激しく求められたが、9/23 まで受け付け期間を拡げたパブリック コメントを取り纏めるだけで、このままさっさと閣議決定をし兼ねない。罪人が自分の減刑・弁済額を決めている。一筮。
 24【地雷復】|上六
 然り。



結 果



東鄰に牛[東電]を殺すより西鄰の禴祭[証拠不足]
2013/ 9/ 6、9/ 9
 前の稿とことの順序が前後する。


占 題
 事故前の不作為や安全工作について検察は東京電力の責任者らを起訴するか(8/23)

三 遍 筮 法
得 卦

63 水火旣濟
伏卦 36 地火明夷
互卦 64 火水未濟
錯卦 64 火水未濟
綜卦 64 火水未濟
 東鄰[六二]に牛を殺すは、西鄰[九五]の禴祭(ヤクサイ = 倹約で真心を凝らした祭)にして、實に其の福を受くるに如かず。
 象に曰く、東鄰[六二]に牛を殺すは、西鄰[九五]の時なるに如かざる也。實に其の福を受くとは、吉 大いに來たる也。
 
 この件、結局は同義のことを何度も質して占示が粗れて仕舞ったが、具体的な画が示されているこの占が好いだろう。
 爻辭は東隣[六二]の牛を殺さない、と。即ち、検察は東 = 東京電力を起訴しない。
 それはなぜか。検察が選択するのは九五の西鄰[九五]の禴祭の方。禴祭や禴とは倹約な(しかし、真心を凝らした)祭りとされている。九五は外卦【坎】難の主爻で、【離】の裏だから、リーク報道されている“証拠”や“裁くための法令”が揃わないということと矛盾しないことが拾える。「實」の外卦【坎】が【坤】になり、大成卦は【地火明夷】||の闇の結果になって仕舞う。
 【水火旣濟】で、加害責任が問われなく出来ている、という意味でデキ上がっている。



結 果
 9/ 9 午前、不起訴処分の発表があったと福島原発告訴団 団長の武藤 類子さんからいち早くメーリングリストで届いた。不起訴の理由は考えた通り(東京地検発表資料/20 MB)。強制捜査もせず終いで、そもそも東京地検に捜査を移送して福島県民が不起訴処分を追及することから逃げたり、検察には不信が募る。的占。
 そして、福島原発告訴団では、即、検察審査会への申し立てを行った。



汚染水の海洋流出を無視した東電幹部をお縄にせよ
2013/ 9/ 5
 易占の稿。
 9/ 3、福島原発告訴団 団長の武藤 類子さんらが汚染水の海洋流出の件で「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律3条」違反として東京電力の幹部32名を福島県警へ刑事告発した。

 さて、県警は受理して捜査を始めるか、と易に質すと(9/ 4)、8【水地比】|(← 左を上にして見る。以下 同じ)六二。
 県警は「検討する」と怪しい対応をしたが、「象 傳」は「(親しむべき正しい道を)自(ミズカ)ら失はざる也」で、受理して捜査を始めるように思う。

 ただ、この法律は、事実上、放射性核種については最高裁の判例でも適用除外になっていて、原発事故には使われていないようなので、検察に書類送検されて、更に起訴まで進むやら怪しい。
 それで、起訴の如何について質すと、11【地天泰】|||六五。
 素直に取るなら、訴追まで進むだろう。
 今は錯卦 12【天地否】|||で、天地の気が塞がって物ごとが進まないでいる。



楢葉町で見付かった 36,000 μSv/h の破片が意味するもの
2013/ 8/14、2014/ 4/14
 環境省が、6/20、震災ガレキの処理作業中に、福島第一原発から南に15km の楢葉町(避難指示解除準備区域)の井出川の河口を挟んだ北と南で(Jヴィレッジの北5 km)、表面線量がγ線+β線の合計 3,400 μSv/h を放つ、塩化ビニールの破片を見付けた。東京電力が 7/ 2 に発表。
 長さ約3cm、幅 約1.5 cm、厚さ約0.5 cm。線源が小さいので、30 cm 計測で26 μSv/h、1 m計測で周囲の空間線量と同程度と言う。

 7/ 5、もう一つ同様のものを見付けた。
 γ線+β線の合計 12,000 μSv/h。長さ約2 cm、厚さ約1 mm。

 7/ 6、環境省が? もう二つ見付けたと、東電が 7/ 8 に発表。ここまで井出川の北側に2つ、南側に2つ。
 それぞれの線量は、γ線+β線の合計 12,000 μSv/h と 4,700 μSv/h。
 一つは、黒いシート状の塩化ビニールで、長さ約2 cm、幅 約2c m、厚さ約0.1 cm。
 もう一つが、木片で、長さ約16cm、幅 約2 cm、厚さ約0.5 cm。

福島第1原発3号機爆発
3/14、3号機が核暴走して“核”爆発。真っ黒い噴煙が南へ流れた。
水素爆発の特徴がない。何が燃焼してこんな黒煙になったと言うのか?
太さ1m以上もある鉄骨が真っ黒になってグニャグニャになる熱量はどこから来たのか?
MOX燃料を含む 186 tが行方不明で、何でこの20km先の広野町に暮らして行けるか。
京都大学 原子炉実験所の小出 裕章 助教の見解

 環境省はどれも“犯人”の東電に渡して仕舞ったのだから呆れ返る。隠さずに公表したことがまだマシ、と満足することか?
 東電では、セシウム 134 と 137 の含有の比率から福一原発由来ではないか、と発表しただけ。
 そして、東電は、これらの物質を高精度の測定器で測ると、この内の一つの表面線量が(γ線+β線の合計で)36,000 μSv/h あったと 7/23 に発表した。α線・中性子線などについては一切 語らない。

 南相馬市で見付かっているセシウムなどが凝集した 1000 万 Bq/kg の“黒い物質”でもこんなとんでもない表面線量はないから、セシウムにしても自然濃縮したものではないことは確か。しかも、流れ着いたものであれ、飛んで来たものであれ、その場所に至るまでに相当 減衰している。
 これらはγ線を放っていたから見付かったが、β線・α線のホット スポットは町内を1 mメッシュでその目的の土壌検査でもやらない限りは分からない。こんなニュースが出ると、当時うちの広野町でも、どこかで最大値 100 μSv/h の線量計が振り切れたなんて話を聞いたことを思い出す。
 そんな危うい土地を復興土建に眼が眩んだ広野町長の山田 基星は町民の意見も聞かずにさっさと避難解除にした。「会社が潰れそうだから町長になるんだ」と伝え聞いている男が只今 事務所を新築中。

 ということで、今回の件について疑問が山とあったので、8/14、いわき市に移っている楢葉町役場の放射線対策課の面識のある猪狩 氏に聞いて来た。
 まず、楢葉町では7月にこの件で会議を開いており、これらの物質は海岸からやや離れた砂に埋まっていたことから、海から打ち上げられたのではないか、との可能性を一番にしている。他には、飛んで来た、トラックの廃棄物に紛れていた、など。
 これらの物質の正体については、電話会談によるNRC[米・原子力規制委員会]の 2011/ 3/26 付けの報告の通り、3号機の使用済み燃料プールなどから燃料集合体が建屋の外に落ちており、当時、福一原発の敷地の外の大熊町でも見付かったと報道されていることから、炉心の内容物か使用済み燃料の破片か辺りであるのは間違いない。

 問題は、まず、環境省は浜辺は調べたが、楢葉町の海岸線は断崖が多くて、そこは手付かず。そもそも海沿いにだけ落ちているとは限らず、住民帰還のために他の場所は安全・安心としたいから「海から来た」としたい誘導が臭う。
 それから、最悪の結論が導かれる時、今後の避難の在り方などをどうするか、などを全く国任せにしていること。
 それに、8/23 に経済産業省と資源エネルギー庁と東電との会議で、今回の件について結論を出すが、そこに第三者が入っていないこと。これらの物質にプルトニウム・ウラン類が高濃度で含まれていても、これまでの例からして、正しい情報を公表する筈がない。楢葉町役場にも町民から批判があるようだ。福島地検も福島県警も、東電からこれらの物質を回収する様子はない。県民の不信を招くようなことはしないようにとメールはしておいたが。


 県民は福島から逃げろ!
 霞ヶ関はこちらの追及に対してプルトニウムは敷地の外には漏れていないと突っ張ったが、既にU.S.A.各地で事故由来のものが検出され、続いて、原子力安全・保安院が1.22兆 Bq もの放出を認めた。
 すると、文科省は放出は認めながら検出場所・Bq 数を公開しない 241(12兆 Bq)の調査データを出せと求めると隠蔽し、最後には分析に必要な純物質を持っていない筈の日本分析センターで検査をやり、IAEA[国際原子力機関]の緊急事態時の被曝評価方法で「プルトニウム 238、239+ 240、241 の沈着量の最高値が検出された箇所における50間積算実効線量は、セシウム 134 やセシウム 137 の沈着量の最高値が検出された箇所における50年間積算実効線量と比べて、非常に小さいことが確認された」云々と、肝心の内部被曝のリスクを丸め込んで終わりにした。

 今度の汚染水の海への流出にしたって、東電は海面の線量を測って変化がないから「無い、無い」と言い張って来た。
 それが、韓国が賠償を騒ぎ出すと、自民党との馴れ合いで参院選後にダダ漏れを認め、政府も4機を隔壁で囲む計画に重い腰を上げた。何と、毎日 400t 流出とか。

 次は3号機の使用済み燃料プールだろう。沈めてあるだけの 186 tの燃料があの大爆発で無事だった、などは幻想。内部映像でもプール内に燃料は殆ど見当たらない。当時、プールの上のガレキの山にはそこだけポッカリ大きな穴が空いていた。そして、プール内の水が濁っていないから燃料は無事だ無事だと言い張っている。それなら、なぜ東電は爆発時の中性子の測定データを公開しない? なぜ水素爆発でプルトニウムが拡散している? 3号機の海側は高線量の物質がゴロゴロしている。爆発の映像は広島被爆と同じ、ピカっと光ってドンと爆発し、真っ黒いキノコ雲を吹き上げている。
 ここの燃料の半分も消えていたなら、それは広島原爆の数十万倍、チェルノブイリ原発事故の千倍もの放射性核種が飛び散ったことを意味する。
 加えて、定期点検で炉内が空だった筈の4号機はもっと深刻に破壊されている。
 事実、近隣町村の一部の土壌汚染濃度は事故当時のチェルノブイリにも存在しない。

 報道されないだけで、被曝に特徴の心不全扁桃腺障害の増加や動植物の奇形が続々と分かって来ている。
 皆がウソで固めている。国や県の対応が出るのをいつまでも待つな! 雰囲気で動くな! 死ぬぞ!



 楢葉町役場に確認すると、8/23 の楢葉町抜きの経産省・エネ庁・東電の秘密会議では、今回の破片がどこから出たものか、どうやって辿り着いたものか、結論を出さなかったとのこと。
 そして、破片類は詳細な核種分析と原因を追及するために(独)日本原子力研究開発機構[JAEA]、即ち、旧動燃へ送ったとのこと(後記:11/19 楢葉町役場でまた確認するも、動きなし)。
 オリンピック招致の件があるので、時間を稼いで、静かにしていよう工作。



 2014/ 4/13、13:00〜 いわき市役所の裏の楢葉町議会の建物で行われた楢葉町の議員懇談会で、議員より、4つの破片は福島第一原発から出たものである、と。コバルト60が確認されたから、と。しかし、プルトニウ・ウランなどの含有についてや、どうしてそこに辿り着いたかの結論的なものは示されていない。



住民や作業員が何人 死のうが東電はウソを続ける
2013/ 8/ 6
 8/ 7 13:00 より3時間半、平送電所で第3回 東電交渉。

 東京電力は前回のこちらの質問(放出核種の詳細と総量、福一原発作業員の被曝線量にβ線・α線を含める意思。NRC報告書の内容の確認)を無視して、回答を用意して来なかった。余程 都合が悪かったらしく、知らぬ素振りでやり過ごそうとしたが、佐藤 議員に「回答は一つだけ? あれはどうしたの」と捕まった。東電は一事が万事この調子で、その場だけ。「南相馬市の小高区じゃ1千万 Bq/kg の“黒い物質”が見付かっているが、回収するつもりはないのか」と質すと、「それぐらいのものはあるでしょうねぇ(いちいち対応していられない)」と、東電の広報代表の林 幹夫というこのやる気のない男は。

 東電は汚染水の太平洋への流出を否定していたのを 7/22 になってやっと認めた。始めから分かっていたこと。なぜ外海への出口になる堤防と堤防の間を堰き止めなかったのかと質すと、「そうすると作業用の船が出入り出来ませんから」とシラっと。原子炉の海側は線量が特に高いのだし、船の接岸は堤防の外側に変えることだろう。そもそも流出を止める気がないのだ。「あんた方、この調子だと何十兆か何百兆か、海外から巨額の賠償請求になるぞ、どうすんの」と諫めたが、もう東電はやること・言うことがウソだらけ。つまり、
●東電は、2号機はドライ ベントをしておらず、放射性核種はサプレッション チャンバーから漏れたと殊更に主張しているが(4機の内で最大量)、ベントによる濃厚なプルームが浪江町民などを直撃しただろうこと。
●近隣住民の甲状腺被曝は国が言うヨウ素 131 だけの数値の10倍になるだろうこと。最大の放出は 135。
●3号機は使用済み燃料プールが核爆発を起こして、内部のMOX燃料を含む燃料集合体が飛び出した強い可能性。→ このプルームを被った福一原発南側の広野町ではどこに何のホット スポットがあるか知れない。
●6・7月、環境省が楢葉町で見付けた最大36mSv/h もの超高濃度の物質を犯人の東電に渡してしまい、東電はセシウムが含有していた、福島第一原発由来だろうことだけを発表してウヤムヤにしたが、この表面線量は原子炉内や使用済み燃料プールから飛び出したものである可能性が高い。
●福一原発の作業員の「年間被曝線量」なるものはγ線量だけの累積。
 などなどなど、客観的に分かっているのに東電はウソを吐き続ける、国も認めない、報道も動かない、そういう事実がゴマンとある。つまり、現実の危険がどのようにあるのか知れない。

 あなたは、東電や国がこれらを認めて「ああ、そうか」と思ってから逃げるのか? 眼を覚ませ!


汚染水の海洋流出を認めず、対策を取らず、当初の作業員の被曝量を把握しないで来た東電に、佐藤 和良いわき市議が怒りを表明



検察は東電への強制捜査もせず誰の責任も不問に?
2013/ 8/ 6
 8/ 4 13:00 より、いわき市文化センターで「強制捜査はまだか!!8.4告訴受理1周年集会」。結成集会から1年5ヵ月、告訴の受理か1年。
 河合 弘之、保田 行雄、海渡 雄一(福島 瑞穂さんの旦那)の弁護団より現状の報告があり、共同通信社の報道の通り、東京・福島の地検の合同捜査チームは東京電力・政府関係者の立件を見送り、お盆の頃に発表するのではないか、との観測。
 安田 弁護士は東京電力への強制捜査なしに不起訴の決定にするなどあってはならない、と。もしそうなれば、福島検察審査会に申立をして強制起訴を目指す。


反原発で鳴らした河合 弘之 弁護士

 反原発ジャーナリストの広瀬 隆さんがトップで講演。大熊町〜浪江町に学者らと土壌汚染を調べに入り、大熊町で土壌汚染を測ると数百万 Bq/m²、と。アレクセイ=V=ヤブロコフ博士らの「調査報告チェルノブイリ被害の全貌」の被曝障害が今も増加している事を示す幾つかのグラフをスライドにして見せた。
 それでも、今後 福島県を中心に起こるその現実感がイマイチ伝わって来ない。国や東電によるイカサマな発表のために、多くの人が今回の原発事故による放射性核種の放出総量はチェルノブイリのそれの数分の一だと思っている。吸引被曝のリスクを知らない。
 現状では、ほぼ間違いなく、福島県と近隣の住民の相当の割合が天寿を全うせずに死亡する。癌、白血病、MDS[骨髄異形成症候群]などなどを患いながら。これらの患者は20年先でも増加を続ける。
 環境省が言う年間被曝線量1mSv = ヨーロッパで言えば数 mSv にもなる福島県に住み続けてはいけない! ここの汚染は折り合いが付けられるレベルではない!


 風のたより — いわき市議会議員 佐藤 かずよし



2020 年オリンピック開催地決定の後に
2013/ 8/ 4
占 題
 オリンピック開催決定後、被曝・要移住の報道は解禁なるか(7/ 4)

三 遍 筮 法
得 卦

28 澤風大過
伏卦 31 澤山咸
互卦 1 乾爲天
錯卦 27 山雷頥
綜卦 28澤風大過
 枯楊[九二]稊[初六](ヒコバエ = 木の根本から出る芽)を生ず。老父[九二]其の女妻[初六]を得たり。利利(ヨロ)しからざる无(ナ)し。
 象に曰く、老父[九二]女妻[初六]とは、(年齢の違いが)過ぎて以て相與(アイク)みする也。
 
 全くの御用メディアに成り果てた新聞・テレビがこぞって国と東京電力の主張を垂れ流す拡声器となって、最も肝心な被曝周りの情報・話題については一切 取り扱わず、安全・安心のムードを拵え、その結果、地元を離れない福島県と近隣の住民が深刻な健康被害に突き進んでいる【澤風大過】のこの時、衰え弱った楊の類が根本に「稊を生ず」。六二の陰の位にあって陽爻で中を得たこの「稊」とは具体的には何だろう? ともかく、我々はこれに水をやり、時には風よけとなって、太い幹に育てないといけない。
 参議院議員となった山本 太郎くんも機能するだろう。信念ある果敢な前進によって物ごとは動く。



復興庁、3月に被災者支援の先送りを密議
2013/ 8/ 1
 東日本大震災:福島第一原発事故 復興庁先送り密議 被災者無視の時間稼ぎ「責任押し付け合い」

 「懸案が一つ解決。白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」。復興庁元 参事官のツイート(書き込み)通り、同庁は「子ども・被災者生活支援法」の土台をなす放射線量基準の線引き作業に、いまだ着手すらしていない。短文投稿サイト「ツイッター」で繰り返された暴言は、一官僚の見識にとどまらず、庁全体として原発事故の被災者支援に後ろ向きな姿勢を浮かび上がらせた。【日野行介、袴田貴行】

 暴言ツイッター問題発覚後の7月3日、元参事官の上司に当たる伊藤 仁 統括官が、支援法の基本方針を早期に決めるよう求めてきた市民団体と面談した。団体が3月7日に開いた集会に出席した元参事官は「左翼のクソどもから罵声」とツイートしていた。面談では次のようなやり取りがあった。
 団体:復興庁の回答にある「複数の省庁にまたがるある施策」とは何か。
 伊藤 氏:回答にある通りで、支援策を先送りするという意味ではない。具体的施策について特定するのは差し控える。
 団体:元参事官の話だと「(基本方針は)線量基準ができないとどうにもならない。それは原子力規制委員会待ちだ」ということだった。
 伊藤 氏:線量は支援法だけでなくいろんなものがあり、それについて(規制委に)検討をお願いしているところだ。

 伊藤 統括官は団体に謝罪し、問題のツイートについて元参事官への事情聴取を基に説明した。だが「懸案」の具体的内容には言及せず、一貫して元参事官の個人の問題だと強調。庁として線量基準の検討を主導する姿勢も示さなかった。
 国の関係者によると、実際、復興庁は2月に線量基準作りを原子力規制委に打診して紛糾したという。どこが検討を主導するのか曖昧にしたまま、近づく参院選に配慮して先送りした可能性が高い。一方で、同庁は3月15日、支援法の基本方針とは別に「被災者支援施策パッケージ」を公表した。だが「自主避難者を対象とする高速道路無料化」のほかはこれまでの施策を並べただけだとして、支援法の推進を求める国会議員や被災者らから「骨抜きだ」と批判を受けた。
 パッケージ公表の背景について、国の関係者は「復興庁は6月で支援法成立1年を迎えるのを気にしていた」と指摘する。
 7月3日の面談に同席した島 薗進・上智大神学部教授(宗教学)は「復興庁は、暴言ツイッター問題を元参事官個人の問題に矮小(わいしょう)化していたが、庁全体の消極姿勢が鮮明に表れた」と厳しく指摘する。

 福島県 富岡町から東京都 江東区に避難している元同町職員、小貫 和洋さん(65)は「福島県内外で、避難者が先の見えない不安を覚えながら暮らしている。法律に沿って一日も早く支援の手を差し伸べてほしいのに、省庁の責任の押し付け合いに時間が浪費されていたとは許せない」と無念そうに話した。

 ◇元参事官の3月8日のツイートと復興庁の説明
 ▼ツイート
 今日は懸案が一つ解決。正確に言うと、白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意しただけなんだけど、こんな解決策もあるということ
 ▼復興庁の説明
 (ツイートの)意味は、複数の省庁にまたがるある施策の調整が完了した際の記述。「白黒をつけない」の意味は、それに関する国会答弁の作成分担について、事前に決めるのではなく、実際に質問が通告された時点で、復興庁と関係省庁が協力し作成することになったことを婉曲(えんきょく)的に表したもので、子ども・被災者生活支援法の基本方針の策定を先延ばしにしたという意味ではない。
 ※ 復興庁が元参事官への事情聴取を踏まえ、抗議する市民団体側に7月2日付で出した回答文書を要約

 毎日新聞 2013/ 8/ 1 東京朝刊

*   *   *

 復興庁:被災者支援 先送り密議 暴言ツイート裏付け

 
 ◇3月時点で「参院選後に」
 東京電力 福島第一原発事故に伴い、放射線量が一定基準以上の地域住民への支援を定めた「子ども・被災者生活支援法」を巡り、同法を所管する復興庁が3月、具体的な支援策作りの大前提となる「線量基準」の検討をどこが主導するか曖昧にしたまま、7月の参院選後に先送りすることで関係省庁と合意していたことが国の関係者の証言で分かった。昨年6月の同法成立以降、基準は一向に決まらず、被災者らから早急な支援策作りを求める声が上がっているが、これを無視するような申し合わせが秘密裏になされていた。

 復興庁の当時の参事官が短文投稿サイト「ツイッター」上で暴言を繰り返していた問題で、元参事官が3月8日に「懸案が一つ解決。白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」と書き込んだのは、この合意を指すとみられる。支援の対象範囲をどう線引きしても批判が予想されることなどから、参院選への影響に配慮したとみられる。実際、合意から約5ヵ月たった現在も線量基準の検討は始まっていない。

 国の関係者によると、復興庁は2月、被ばく線量の基準を審議する放射線審議会を所管する原子力規制委員会に対し、支援法の線量基準をまとめるよう打診したが、規制委側は「科学的に決める問題ではない」として反発。双方と帰還準備担当の内閣府原子力被災者生活支援チームなどの担当課長・参事官が約1ヵ月間 協議したが、基準作りをどこが引き受けるかは結論が出なかったという。

 担当課長・参事官の会議は2月以降、復興庁 主導で開かれ、元参事官が所属する「福島班」の担当参事官が毎回 出席していた。この会議で線量基準の検討を参院選後に先送りすることが合意されたという。元参事官が「懸案が一つ解決」と書いた3月8日にも会議は開かれていた。その後も除染担当の環境省も加わり、月2回程度 開かれている。

 国が定める一般人の被ばく限度は年間積算線量1ミリシーベルトだが、政府は事故後、20ミリシーベルトを目安に避難指示区域を設けた。一方、昨年6月21日に成立した支援法は、線量が「一定基準」以上なら避難指示区域ではない地域からの自主避難者も支援の対象に含めるとした。線量基準として、被災者支援の市民団体などは「1ミリシーベルト」を主張するが、対象範囲が広ければ国の財政負担は大きく、基準の検討には政治判断も絡む。検討結果によっては被災者らの強い反発も予想される。

 3月7日の原子力災害対策本部で、根本 匠 復興相は線量基準について「客観的な根拠に基づく国民の理解が必要」と述べ、検討の期限は示さなかった。その上で「線量基準に応じた防護措置の検討」に触れ、避難者の帰還に向けてまとめる被ばく低減策については、同本部で年内をめどに見解を示すとした。

 復興庁 広報班は毎日新聞の取材に対し「(3月8日のツイートに関わる)当該施策の内容は、回答を差し控えたい。3月7日以降、関係省庁の課長、参事官をはじめ関係者が不定期に打ち合わせをしているが、元参事官は参加していない」としている。【日野 行介、袴田 貴行】

 毎日新聞 2013/ 8/ 1 5:30(最終更新 8/ 110:18)

*   *   *

 記事の中で「国が定める一般人の被ばく限度は年間積算線量1ミリシーベルトだが、政府は事故後、20ミリシーベルトを目安に避難指示区域を設けた。」と平気で書いているが、現在も、法的には、年間許容線量とは、α線+β線+γ線+中性子線+・・・の外部被曝線量 + 内部被曝線量の合計が1mSv だと言うこと。γ線だけの外部被曝線量だけで年間1mSv などというインチキは許されない。



“平成の高杉 晋作”山本 太郎がゆく
2013/ 7/31


 (上の「ミヤネ屋」での話題を受けて)
 東京のテレビのキー局では、事故の当初、東電批判・原発批判は明らかにタブーだった。
 しかし、今は巨大スポンサーの電事連からの広告出稿が激減して、東電批判・原発批判は普通にやられている。
 ところが、我々の被曝の現実と移住の必要についての話題・情報となると、一切 扱おうとしない。街頭インタビューでも、「除染を進めて欲しい」の意見は取り上げられるが、「怖いし、移住したい」の声が取り上げられることは決してない。これは福島県内の民放4局も同じ。
 そうして、一方向に、インチキな安全情報だけを見せられている県民はすっかり安心し切っている。
事実を追及しているこちらや有志は四面楚歌。
 マスコミが官製大量殺人のお先棒を担いでいる。どういうつもりなのか?


 東京都が招致活動をやっている 2020 年のオリンピック、これに都は 4,500 億円の予算を確保している。9月上旬にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催地が決まるが、この招致サイドが怖れているのは(それまでの間に)東京の核汚染の問題が持ち上がること。
 それで、気が付いて、広告関係の昔の知人に「オリンピック招致のためにD通から(番組で被曝をことを扱わない)指示があるのか?」と尋ねると、「Yes」と。常識らしい。
 しかし、テレビの現場で誰も被曝のことを口にしない様は番組プロデューサーの指示だけでは割り切れない。原発事故の前にはチェルノブイリの被曝の悲惨さを大いにレポートしていた一応 非商業のNHKまで同じなのだから。
 番組の出演者には何か発言をして番組を外されるのを怖れる空気[Pneuma]がある。他方、局側には誰に言われなくてもスポンサーの意を体して出演者に口止めしようとするいつもの自粛が支配しているようだ。
 先日の福島原発告訴団の勉強会でもこの問題を指摘して解決策と協力を求めたが、皆、認識が浅い。「1ミリくん」などというゆるキャラを作るんだとか、ったく。


 さて、「参議院議員となった山本 太郎くんは住民避難の仕事を為すか」(2013/ 7/23)とサイコロで易に質すと、四爻、外卦は【巽】だが、内卦は筮箱の隅に【兌】と【乾】とを上にして止まった。筮箱を動かすと、【兌】が上を向く。

 61【風澤中孚】||||(← 左を上にして見る。以下 同じ)六四
▶爻辭「月(= 陰なるもの、大臣の位)望に幾(チカ)し(= 驕満して夫に抗することがない)。馬の匹[六三](タグイ)を亡(ウシナ)ふ(= 馬の仲間を無くして独り進む)。咎(トガ)无(ナ)し」。
▶象傳「馬の匹[六三]を亡ふとは、類[初九]を絶ちて(九五へ)上(ノボ)る也」。
 伏卦 10【天澤履】|||||の九四で、外卦【乾】の“公け”の道、魑魅魍魎の参議院という「虎の尾」の履(フ)んだ。しかし、「愬愬(サクサク = 恐懼戒慎)たれば、終に吉」。今は一人でも、比する九五の高位の者の信用も得てゆくだろう。
 そうして、【風澤中孚】六四は、時に変節してゆく仲間や支援者があっても、私情を以て公事を枉げず、初心の反原発や住民避難にその孚(マコト)を尽くしてやってゆくだろう。ここが占示の主意。62【雷山小過】||で、やり過ぎるぐらいに。そうして、衆望を得てゆく筈。

 もう一つの、9【風天小畜】|||||六四
▶爻辭「孚 有り。血 去り、(オソ)れ出づ。咎 无し」。
▶象傳「孚 有り、血 去り、れ出づとは、[九五](カミ)志を合はせば也」。
 この卦・爻も寡慾清廉の誠を尽くすところと「血 去り、れ出づ」の無鉄砲の危うさと上の占と同じ様だが、陰爻陰位の正の一陰[六四]にして内卦【乾】の“役人ども”や“政治家ども”の衆陽を制する力が窺える。
 一匹狼の風にも見えて、やはり誰ぞ上の九五の引き立てがあるし、一般の支援も集まるだろう。
 注目して行きたい。

 ところで、山本 太郎くんが話している内容のアレコレがこちらが纏めたことやかつてこちらぐらいしか言っていないことなのだけれども、方々に「山風蠱」のリンクをバラ撒いて来たのを見たのかな、と思って質すと、26【山天大畜】||||九三。
 内卦【乾】の蓄養の最たるところで、「日々に輿衞(= 馬車を御し身を衛る)を閑(ナラ)ふ」。
 一番 役に立って欲しい人の所に届いているなら、ここの目的は適ったり。



山本「国のやっていることは棄民ですよ。高濃度の汚染地域にいる人たちを避難させましょうよ!
ベラルーシでは健康で産まれてくる子供は15%なんですよ!
これはチェルノブイリ以上の、誰も経験したことのない、史上最大の事故なんです!

皆さん、協力して貰えないですか?!」



3号機の使用済み燃料プールの中身が飛び散ったしバレる時
2013/ 7/30-7/31
 7/ 5 の東京電力の再開 第2回 東電交渉で、福島第一原発3号機の使用済み燃料プールの“核”爆発と使用済み燃料の原子炉建屋外部への飛び出しについて、電話会談によるNRC[米・原子力規制委員会]の 2011/ 3/26 付けの報告、方向性のある黒煙を上げての巨大爆発、原子炉建屋の極太の鉄骨が黒焦げになってグニャグニャに曲がっている事実、使用済み燃料プール内の水面下に縦横整然と並んでいる筈の燃料が1本だけ傾いて映っている以外に見えないことなどで追及すると、東電側代表の職員は気色ばんで「そんな事実はありません」の一点張り。プール内の水が濁っていないから「燃料は無事」と主張する。
 即ち、186 tあったとされる燃料の半分も飛び出していれば、それは一昨年 6/ 6 付け10/20 付けで原子力安全・保安院が放出総量と主張する 1,134 京 Bq = 100 kg の千倍に達する。チェルノブイリ原発事故の放出総量の 810 倍。即ち、広島原爆での放出総量の十数万倍の“死の灰”がバラ撒かれたということ。広島では、直接 爆風・熱線を受けた人は殆ど亡くなっているのに、残留放射能[残留放射性物質]のために、今年3月時点で被爆者認定者が27.6万人もいる。その十数万倍の“死の灰”・・・どうして福島やその近郊に居られるだろうか? そのリスクが現実に確実にあるのに、逃げようとしない論理的思考の欠落した人というのはこちらにはどうしようもない。


占 題
 3号機の燃料の飛散は顕在化するか(7/23)

三 遍 筮 法
得 卦

24 地雷復
伏卦 51 震爲雷
互卦 2 坤爲地
錯卦 44 天風姤
綜卦 23 山地剥
 六四、中行(= 途中)にして獨り復る。
 象に曰く、中行にして獨り復るは、以て道に從ふ也。
 
 この件は東電と国による数限りない嘘・隠蔽にあって、このまま隠し仰せることはない。深刻な過ちを認めていつぞや正道に復るの象。
 六四の裏が【震爲雷】||(← 左を上にして見る)で、巨大爆発に続く二度目の驚きごととなる。また、何か世の後押しがあるだろう。
 ただ、六四、それが遅い。それでも、この卦は六五が象傳「敦く復る、悔 无(ナ)しとは、中にして以て自(ミズカ)ら考(ナ)せば也」なので、疑問レベルの現在化であっても、取り敢えず来年に期待してみる。



東電は原発作業員の累積被爆量にβ線もα線も入れていない
2013/ 7/27
 7/ 5 13:00 〜、東京電力の平送電所で開かれた再開 第2回 東電交渉に参加した(20年も前から続いているもので、「再開」とはこの震災で中断たため)。

 東電では福島第一原発で収束作業に働く作業員にはホール ボディ カウンターを受けさせているが、驚いたことに、内部被曝検査らしきものはそれだけで、国が 100 mSv が限度している年間被曝線量にγ線やα線の線量を算入していないのだ。参加し損なった第1回の時の質問への解答書を読んだら何だかおかしいので、追及すると、東電は「それが問題ですか?」のような顔。
 ベクレルで言うなら、現在、セシウム 137 が環境中の最大核種になる。そのセシウム 137(半減期:30年)は94.4%がバリウム 137m(半減期:3分弱)に壊変しながらβ線を放ち、直ぐに、安定物質のバリウム 137 に改わりながらγ線を放つ。だから、β線 → γ線と2つ放つ。
 内部被曝検査なのに、γ線より遥かに DNA を傷付けるβ線の被曝量を全く無視しているのだから呆れ返る、2年4ヵ月も経ちながら(県内の病院等でのホール ボディ カウンター検査でも提示されるのはγ線によるベクレル数だけ)。
 プルトニウム(241 を除く)・ウラン等のα線による内部被曝は固より無視。半日もあの構内で作業をしていたらタイベックスに何が付いているか知れないものを、無防備に着替えをやっているようだ。

 それから、3号機の使用済み燃料プール内で核爆発して、燃料 186 tの内、半分が外へ飛び出したとしたら、東電と国が公表している31核種だけの放出総量 1134 京 Bq は3桁上になる。東電は壮大な虚構をやっているのではないか、と詰め寄った。
 それは、
NRC[米・原子力規制委員会]が昨年 3/26 付けで報告している。燃料棒が3号機の建屋の外に落ちて、それをブルドーザーで埋めた、と。
 このことを追及すると、東電は懸命に否定して来る。
否定の根拠は示さずに。極めて怪しい。東電の言動は全て裁判に備えたものになっているようだ。
 あれも含めていない、これも含めていないの放出総量もキチンと改めろと求めた。

 風のたより ー いわき市議会議員 佐藤かずよし


 こちらが福島の実態と今後のことを数字を並べて語ると、歴戦の「福島原発告訴団」団長の武藤 類子さんらが声を詰まらせる・・・。正面は東電社員。

 このβ線量無視の事実をメディア各社に流すと、関係はどうやら知らぬが、7/19、東電はこうした事実を発表した。

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 甲状腺被曝、公表の10倍 福島第一作業員、半数未受診

 【大岩ゆり】東京電力 福島第一原発事故で、がんが増えるとされる 100 ミリ シーベルト 以上の甲状腺被曝(ひばく)をした作業員が、推計も含め2千人いたことが分かった。対象を広げ詳しく調べ直したことで、昨年12月の公表人数より10倍以上増えた。東電は、大半の人に甲状腺の異常を調べる検査対象となったことを通知したというが、受検者は半数程度にとどまるとみられる。
 作業員の内部被曝の大部分は事故直後の甲状腺被曝だ。だが、厚生労働省も東電も、全身の線量だけで作業員の健康を管理しており、甲状腺被曝の実態把握が遅れている。国の規則が全身の被曝線量の管理しか求めていないためだ。
 東電は昨年12月、一部の作業員の甲状腺被曝線量を初めて公表した。世界保健機関(WHO)に報告していた、実測値のある 522人 のデータで、100 ミリ シーベルト 以上の人は 178 人、最高は1万 1800 ミリ シーベルト としていた。
 東電はこれをきっかけに、対象を広げ、甲状腺の線量をきちんと実測しなかった作業員についても、推計した。さらに今年に入り、東電からデータの提供を受けた国連科学委員会が、作業員の甲状腺被曝線量の信頼性を疑問視していることが判明。厚労省も、東電と関連企業に内部被曝線量の見直しを指示した。
 実測値を再評価したほか、体内に入った放射性ヨウ素の量がはっきりしない場合、セシウムの摂取量をもとに、作業日の大気中のヨウ素とセシウムの比率などから推計した。この結果、100 ミリ シーベルト を超えた作業員は 1973 人と分かった。中には、線量見直しで甲状腺被曝が1千ミリ以上増えた人もいた。
 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の経験などから、甲状腺に 100 ミリ以上の被曝をすると、がんのリスクが高まると考えられている。従来は、40歳以上はがんが増えにくいとされていたが、最近は40歳以上でもリスクが増えるとの報告も出ている。
 東電 広報部は「甲状腺被曝線量が 100 ミリを超えていた作業員全員に対し、東電の負担で生涯、年1回の甲状腺の超音波検査を行う。検査対象者にはすでに通知した」としている。検査を受けた作業員の割合は確認中というが、関係者によると、甲状腺検査を受けた作業員は半数程度にとどまっている。

 < 甲状腺被曝 >
 主に吸入などで体内に入った放射性ヨウ素による内部被曝。100 ミリ シーベルト 以上被曝するとがんが増えるとされるが、チェルノブイリ原発事故では50 ミリ シーベルト 以上でがんが増えたとの報告もあり、予防目的で甲状腺被曝の防護剤を飲む国際基準は50ミリシーベルトだ。

 作業員の健康相談窓口
 東京電力は、作業員のための、福島第一原発事故の被曝による甲状腺をはじめとするがん検診や、健康不安に関する相談窓口を設けている。
 原子力・立地業務部 健康相談窓口(電話:03-6373-1111。受け付けは平日の就業時間帯)

 朝日新聞 2013/7/19 5:43

*   *   *

 「主に吸入などで体内に入った放射性ヨウ素による内部被曝」とある。これらの数値にはγ線量が含まれていない。
 ベラルーシ在住の方から頂いた情報では、あちらの非常事態省は一般公衆の外部被曝と内部被曝の比率を1:1にしている。
 それから、記事で、最高が11.8 シーベルト って、人間は累積7 シーベルト で死ぬと言われるが・・・。
 間違いなく、これらの作業員は高い確率で放射線障害を患うことになる。



国と東電は 3.11 を8日前に知っていて、隠した!
2013/ 7/26(改 7/30)
 前双葉町長の井戸川 克ヘさん(65)が、文部科学省が 3/11 の巨大地震と巨大津波についていつ起きてもおかしくないとの報告を受けたのに、8日前の 3/ 3 の東京電力・東北電力・日本原電との会合を経て、発表をしないことに決めた、と参議院選挙の演説で暴露している。事実、この報告は公表されなかった。
 https://www.youtube.com/watch?v=kNGH17igez8(3:45 から)
 https://www.youtube.com/watch?v=UYrfl3TRhfY(6:05 から)

 昨年 2/26、テレビ朝日でも報道されていた。東電などが政府の地震調査委員会事務局の文科省に対して、巨大津波の危険性を指摘した報告書の貞観地震に関する記述の修正を要求。改訂報告書がそのまま公表されると、原発の津波対策を高める必要が生じるため。
 https://www.youtube.com/watch?v=BjXTYqBGfBI

 そして、実際に報告書が書き改められたことを長期評価に携わった東京大学の島崎 邦彦 東名誉教授が明らかにした(日本経済新聞 2012/ 5/24)。東電が政府の地震予測を左右した、という事実。
 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO41768550U2A520C1EA1000

 この事実関係に関する東京新聞 2012/ 2/28 の記事が井戸川さんのサイトにアップされていた。
 http://www.idogawa-katsutaka.net/pdf/tokyoshinbun.pdf

 文部科学省内に設置された「地震調査委員会事務局」が、巨大地震・巨大津波の危険を指摘する報告書の改訂案を作成。

→ 2011/ 3/ 3、同省内の会議室で、原発を持つ東京電力・東北電力・日本原子力発電が出席した非公式会合で、各社が改訂案の「危険を指摘」では原発の運転や津波対策に関わって来ると判断して、警戒を促す表現を変えるように要求し、同事務局が「工夫する」との修正を受け入れた。

→ 文部科学省は、報告書の改訂案を書き換えたが、3.11 が起こったことから、これを公表していない。

→ この書き換えは調査委員会の委員にもキチンと知らされていない。

 7/12 にこの仮設住宅に遊説に来て、1・2分 立ち話をさせて貰ったが、その時には演説でもこのことについては言っていなかった。井戸川さんは双葉町に居て1号機の爆発の灰を被っている。


 井戸川さんには、双葉町・大熊町などは“仮の町”+保証金ということで問題は簡単だが、その周辺の住民は地元に戻されようとしているから、と訴えた。
 ところが、残念、みどりの風は1つも議席を獲れず、比例区3位だった井戸川さんも落選。代表の谷岡 郁子さんも幹事長の亀井 亜紀子さんも落選して、衆議院議員2名だけに。



放射性ヨウ素 132〜135 は 131 の10倍も出ていた!
2013/ 7/26
 福島第一原発事故では、半減期の短い放射性ヨウ素 132〜135 が 131 の10倍も出た。つまり、双葉町や大熊町など、近郊で放射性物質を被った人の被曝量は国が 131 だけを使って言っている数値どころではない。国はここでも度し難い深刻なイカサマをやっている。


2011/ 4/27、元GEエンジニア佐藤 暁 氏、衆院決算行政監視委員会

 東京電力の主張する放出総量90万 TBq[90兆 Bq]というのは、放射性ヨウ素 131 と、これにヨウ素換算したセシウム 137 を足して“放出総量”に見せ掛けた数字で、レベル7としたINES[国際原子力事象評価尺度]での話。実際の放出総量に近いものでもない。
 これを使って、IAEA[国際原子力機関]が、チェルノブイリ原発事故の分を、ヨウ素 131 が 180 万 TBq、セシウム 137 が340 万 TBq、計 520 万 TBq[520 兆 Bq]と試算している。どれも事故ごとの各放射性核種の放出比を都合よく使ったインチキである。



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