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みんなの党の代表、衆議院選挙を控えて大金が要ります。(株)DHCの吉田 嘉明 会長より8億円ものお金を彼個人でお借りして、所属議員らの選挙の供託金などに使用した。2.5億円を党に貸し付けた形。 すると、8億円の内、渡辺 氏が個人として使うのに借りたとする分は5.5億円?もある。マスコミ、そのお金は自分の政治活動にも使ったんでしょ、だから、選挙運動費用収支報告書に記載する必要があるでしょ、ちゃんと説明しなさいよ、と突っつく。 すると、渡辺 氏、いやいや、それは個人として使っているんだから金額も用途も説明する必要なんかないし、申告無用でしょうが、と反論。そのまま体調不良を理由にして雲隠れし、ほとぼりが冷めるのを待つ作戦らし。 渡辺 氏、5.5億円も、酉の市の熊手の他に何に使ったの? 他の政治家の説明責任には殊の外うるさい人が。 マスコミ、新聞もテレビも騒いでナンボのクセに、何で被曝問題には押し黙る?
爻辭の鼎の中にタンマリとある「實」とは5.5億円のことかな。我が料理。当然、自分の政治活動にも使っている。これが消えると【火山旅】|||(← 左を上に。以下 同じ)。 それで、この卦・爻は謂わばテフロン加工。脱法嫌疑や辞任圧力のカスはこびり着かず、政治資金規正法には牴触せず、代表辞任、議員辞職はないだろう。 言動は一々こびり着きそうな人だが。 前東京都知事の猪瀬 直樹の場合は、自分の選挙資金として借りたのに申告していなかったので、違法そのもの。 本で確認せずに、頭にある卦象・爻象だけでお気楽に書いてしまう。それで、あとで「大丈夫だったかな」と本を見開くといういつもの悪い癖。 初六は鼎が引っ繰り返っている状態で、そうして、底に残っていた以前の料理のカスを捨てるところ。この九二はそうしてキレイになった鼎の中に料理を入れたところ。九二は、政治制度で言うと、旧い固陋な考え・習慣を未だに引き摺っている人々に新しい制度をダメにされないようにする。そうする時には吉、と。九二は陽剛で、そうしようとする。 で、行政改革を謳ってみんなの党を立ち上げながらこんな態度の渡辺 氏と、何はさて置き「選挙に影響するから代表を辞めて下さい」とテフロンに走る党内議員らと、どっちがこの旧癖かねぇ、とか思ったり。 伏卦【火山旅】が気になっているが、占的に対して意味内容的に占示の向きが合っているようなので、判断はそのままということで。 【火山旅】の結果だ、やっぱり。彼としてはこうして幕引きにすることがテフロンであり、非難の回避。辞めても党の“オーナー”。 となれば、おそらく問題はこれで収束して発展しないだろう。もう一読み足りなかった。 ただ、爻辭で観ると、九二の「我」が党、初六の「仇」の旧壁が渡辺 氏となるだろうが、これはなかなか採れない。 疑問があって、この週末、三遍筮法において得卦と伏卦との間の時間・順序についての規則性[仮説の規則性 2014]の検証を進めた。これだと、この【火風鼎】九二の場合には時間・順序の点で伏卦は得卦のあとになる。 ただ、この規則性は、実占において不都合な例が出て来るのは兎も角(必ずしも伏卦を見なかったり、自由に解釈されるので)、卦象・爻象の解釈においてどうかなと思う点がまだある。例えば、44【天風姤】|||||初六は伏卦 1【乾爲天】||||||への推移となるが、これは逆だろう。【天風姤】は全陽が下から剥落して行くところを観ており、これを無視できないと思う。逆に、【乾爲天】を考えると、伏卦【天風姤】との間は 23【山地剥】|〜 33【天山遯】||||→【天風姤】|||||の流れを取ることになって、これは分かるが。 書いていなかったが、以前の[規則 2007]はダメ。実占で2・3割は合わない。卦象・爻象の解釈において9割 難なく関係付けられないと。 規則性ということでは根本的にもっと何か違う考え方があるやら、とも思う。 |
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