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日本全国、僅かな例外を除けば、役所は住民福祉のためにあるのではない。役所仕事の職員らのためにあるようなもの。地方の町村は、建設業者が推した町村長や議員報酬・年金(殆ど廃止)目当ての不労議員のために存在している。定年退職者かヒマな自営業者ばかりで、職が自己目的化している。 こちら、猫の問題をあれこれ街行政に訴えても、ことの善し悪しがまるで通らない。 昨年11月半ば、現職だった竹原 氏が、12/ 5 の彼に対するリコール[解職請求]の賛否を問う住民投票で解職となるか、を質した。
この占は、占事・占的に対して占示が素直ではないかも知れないと、つまり、リコール投票のことについては、伏卦【雷地豫】を彼の解職に当てて好いか、【雷地豫】が出直し選挙への出馬(での悦び)を予告したものか、考えたまま、投票日になってしまった。 結果は僅差で解職賛成が上回った。豫々とせず「日を終へず」に市長の職を去ることに。竹原 氏、一昨年、市議会での不信任決議案可決で2度 失職して、これで3度目。 それで、竹原 氏はまた出直し選挙を闘うと言うので、それなら、返り咲くかも知れない。そう思って、筮を続けた。
ここに書いた占だけでも最近よく得る【水天需】。この二爻は三爻のように前方に【坎】難があるのに無闇に進んで災を罹るのではなくて、宜しき時を需(マ)つことになり、思慮をもって災を免れるに至る、と。 爻辭「小しく言 有り」は、竹原 氏が、議会を招集せず、給与削減条例ほかの専決処分を重ねたことにより、ゴタゴタあり、外部からも批判を受けることかな。「小しく」と言うには、国から県から所謂 有識者から、やり方が違法云々と叩かれ捲っているが、総務相の片山 善博など当地での問題意識も解決策もなしに傍論を口走るばかり。 しかし、「終に吉」の成り行き、と。二爻には【水火旣濟】|||が伏しており、物ごと済(トトノ)う。 まあ、何せこれは勝ち負けの占そのものだから、保証の限りでは全くない。 鹿児島県。志布志事件の有り様なんかを観ていると、「一体この地方は何時代なんだ?」と興味をそそられる。日本は広いね。 勝ち負けの占、案の定。白黒の占でもその気運を質すのではなくて、勝ち負けの占にすると爻辭判断の逆を言えば8割 当たる、などという法則めいたものが健在しておる。爻辭「終に吉」も爻象も合致せず。 さて、この選挙の結果が阿久根市民のためにはどうなのなら・・・。 |
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