●親中派の新北市長の侯 友宜 氏（66)［国民党］
●親中派に変わったポピュリスト、前台北市長の柯 文哲 氏（64)［台湾民衆党］
 |
|
| 頼 清徳 氏［民主進歩党］ 独立維持の蔡 英文 路線を継承。 |
|
併し、侯 友宜 氏の支持率は頼 清徳 氏に徐々に肉薄しつつある。もし頼 氏が負けたら、台湾は中共にシロアリのごとく内政から喰われてしまうことは普通に想像できる。既に対台湾工作を専門とする「３１１基地」が傘下メディアによる発信やネットを通じた情報操作を行っている。
頼 氏は、中南海は３候補とも台湾分離主義者と見ている、との認識だが、それはないだろう。二人の野党候補は中共との共存を挙げている。
侯 氏は頼 氏が正式国名の「中華民国」を捨てる上に、台湾の正式な独立を望んでいる、と批判。一国二制度にも台湾独立にも反対で、「台湾中間路線」を言う。
尚、無所属で立候補すると語ってきたシャープを傘下に持つ大手電機メーカー「鴻海」の郭 台銘 元会長（73）は立候補を見送り、柯 氏に付いた。ビジネスマンは中南海との関係が切れない。
大注目の本番は 2024/ 1/14。
 朝日新聞 2023/12/18 |
| 台湾総統選挙、頼 清徳 氏の勝機如何（12/21） |
一筮してみて、この占示が呑象［高島 嘉右衛門］翁ほかが言うところの判断と異なる場合を多々 経験しているので書いてみる。
|
||||||
また、六五は陽変して ９【風天小畜】｜｜￤｜｜｜（← 左を上に。以下 同じ）になる通り、その爻辭「天の衢（ﾁﾏﾀ ＝ 四方に通ずる辻）を何（ﾆﾅ）ふ」の上九の一つ手前で、まだ多いなる扉が開かない。
以上の２点から判断すると、今回のようなライバルを従えながら勝機を質すような占だと、彼らを抑え込んで宜しきを得るとの判断が普通。
例えば、金 正恩がドナルド＝トランプ大統領との米朝会談が決裂した後、ＵＳＡの軍事圧力に対抗し得るまでに核・ミサイル開発の軍拡に邁進した例が解りやすい。ため息で、これは読みの通りになった。
ところが、（その先にある光明［上九］のために？）一旦 自らが畜し置かれるような成り行きになることもたまにあって、この卦・爻は一時経過か最終結果かの点と現実との重ね方の点で一様にはゆかない。六四の場合もこれに似ている。
追占はやらず、結果を見てみよう。
これで習 近平は台湾の武力統一に邁進する。今年、ＵＳＡが大統領選挙で政権が脆弱になる…。
また、立法院の総選挙では民主進歩党５１議席、国民党５２議席、民衆党８議席、無所属２議席で、政権は少数与党に転落。