それで、地域経済第一の地元の新聞・テレビなどと時に喧嘩腰で対立。県政記者クラブが知事の記者会見を独占しているので、2013/ 9/ 5 から自分で定期的にメディア懇談会を開いて、フリーの記者も招いている。
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| 経済産業省の出身で、前回の選挙でも自民党の支持を受けたが、柏崎刈羽原発の再稼働には福島第一原発事故の全体像の究明が条件だと言って、靡かない。 | |
今回、東電ＨＤと合同検証委員会（仮称）を立ち上げた。これには、福一原発事故や新規制基準に関してテクニカルに厳しい発言を続けている元ＧＥの原発設計エンジニアの佐藤 暁（-ｻﾄｼ）氏や、原発事故当時の前所長で 3/18 の記者会見で「福島に希望はあるのか」と質されるなどして泣き崩れた小森 明生 フェロー（前常務）が参加しており、こちらは注目している。
当の福島県はと言えば、知事の内堀 雅雄（元総務省）は東電側との協力関係を語っていて、放射能汚染と被曝の現実には一貫して無視。明らかに地方自治法の住民への安全配慮義務違反。仮設住宅の順次 廃止を進めており、原発事故の痕跡を消し、経済復興のみに躍起になっている。
さて、泉田さんは県議会２月定例会で出馬する意向を表明。これまでの知事選挙では自民党の支持を受けているが、新潟県ではその若手連中が泉田さんに反発しているため、改選（10/16 投票）では党の公認を得られるかが微妙だという。県下の市長会・町村会も様子が違う。
また、東電ＨＤは泉田さんの足を引っ張ろうと、新潟県内で柏崎刈羽原発の「安全・安心」をアピールするなどの広告宣伝を打ち捲っている。
| 泉田 裕彦 知事、４選での機運如何（8/ 4） |
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機運というずらした質し方にすることで易を司る摂理の禁則に触れることを回避しよう、と。試行錯誤しての結論だけれども、悪くないと思う。
さて、何故に【天風姤】を以て示されたかは、下に兆した一陰との関係に尽きるだろう。この初六は、上に説明した逆風の勢力なり、対抗馬。足下から浸食。
この卦・爻で優劣がハッキリした例の記憶がないが、この九三は下に兆した疫病神の初六のところへ何か進み兼ねるものがあって、行こうとしない。腰を落ち着けていられもせず、さりとて進んで行こうとしない。なので、大きな咎はない、と云う。初六に関わろうとしない。それによって大きな失敗をしないで済む。泉田さんの場合だと、東電ＨＤ・自民党や対抗馬なり、相手の作戦・挑発に踊らされない、といったところか。今も原発再稼働のことで駆け引きが続いている様子。
もし爻の推移で読むと、爻 ＝ 月として、１０月に当たる九五はその中正の天子が小人の進出を包容して誘惑されない、過激な処置をしないことで宜しき結果を得ることを云っている。
しかし、実占での結果というのはまた別なので、白黒の判断としては難しいが、こんな読みだとすると、何とか行けそうに思える。
泉田さん、出馬を断念。8/30「新潟日報」が「この秋の知事選からは撤退したいと思います。これまでご支援をいただいた皆様方にはおわび申し上げます」と彼のコメントを伝える。東京電力ホールディングスの広告で潤っている「新潟日報」が悪質な泉田降ろしの報道を繰り返していることが大きく、自民党の他、生活の党からも公認の動きがないという。
一応は出馬断念ということも頭にあったが、すると、初六の森 民夫 長岡市長（自民党が推しているらしい）という対抗馬と争うことをせず、「大いなる咎は无し」は出馬しないから、ということになるか。九三の裏が６【天水訟】｜｜｜￤｜￤の意味は分かったが、出馬断念とまでは読み辛い。
また、出馬表明を撤回するという異例の事態だが、これでこの件は終了だろうか？
成るほど、占示はこうしたことたった。初六に関わろうとしないことで咎 无し、即ち、出馬を止めること。