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ドナルド=トランプ革命
※ ドナルド=トランプ氏については政治・時事に関わるので各「占 例」に掲載しています。
もしやトランプ大統領?
2016/ 8/13-8/14、11/10-11/12
「憲法9条を守れ」は結構。ただ、先日の参議院選挙に出馬した三宅 洋平 君だと、故郷の沖縄に海兵隊は要らないが、日米安保は続けてね、のようだから、USAへの従属体制はよしとする、「当面は」なのかよく知らないが。日米安保の後ろ盾がなければ憲法9条はただの念仏なので、筋は通っている。安保は片務としたままUSAやその若者の流血に依存して「平和」でいたい、と。護憲を叫ぶ人は基本こうだ。
中国・北朝鮮から国が守れるだけの武装をした上で原則戦争放棄を言うことではないの?
“十字軍” への参加を求められて、上手くゴネる能力もないのだから。「戦争は嫌だ」は誰でも同じ。かと言って、必要な武装もしないで、もし中国なりに各地を廃墟にされた時、同じことが言えるのか?
今、左の勢力は9条云々だけで現状の変化を嫌い、右の勢力は言論封殺も好しとしてUSAべったりをやめようとしない。
大統領になったら現実路線を布くだろうし、いわゆる極東から米軍を退き上げられる筈もないから大きな心配はない、は楽観的か … 。
さて、ドナルド=トランプ氏[共和党](70)がUSAの大統領になって、日本に駐留経費の全額を負担しろと譲らない時、どうする?
護憲派の柳澤 協二 氏(元内閣官房副長官補/安全保障・危機管理担当)によれば、大型空母×2隻、F35×100 機、ミサイル防衛網の整備で在日米軍と同じ機能が賄われ、米軍基地も返還されれば、むしろ10年スパンではその方が安上がりだと言う。沖縄問題の真ん中にある在日米軍の存在と基地は不要になる。憲法9条もここで空文化する。
しかし、中国と交戦となったら、安保なしではもたない。勝戦終結とするための肝心の敵基地攻撃能力もその空母だけ。
トランプ氏は「日本は北朝鮮などから自分で自分自身を守れるようにするべきだ」「日本は核兵器を持った方がいい」と言っている。それに対して「安保条約の極東における平和と安全のためという極東条項は地域を限定したものではなく、その費用は日本が持つべきものだということは論理必然として出て来ない」と当時の石破 茂 内閣府特命担当大臣(地方創世)。しかし、
トランプ大統領が安保解消に舵を切ったら?
日本は “十字軍” の側として無差別テロの標的にされないためにも、今のUSAとの軍事同盟から、インド(核保有)・オーストラリア・韓国を基軸として、これにUSAが入るとどうなるかはあるが、
集団安全保障体制に早く舵を切るべきだ。つまり、重武装(Conventional Strike Missile[非核兵器]などの戦略兵器)の整備 + 東アジア版NATOの創設。
スイスのような重武装中立は選択肢に出来る筈がない、どこまでも軍拡を進める中国の存在がある限り。あらゆる分野でUSAの利害が絡むから厳しい道のりになるが。
もしこれへの契機になるなら、その意味で、こちらはトランプ大統領の誕生を大いに歓迎する。より良くなれる根拠はないが、
日本には “黒船” が必須で、自分たちではこの状況を変えられない。
奴隷政治だから原発はやめられないし、石油はメジャー経由だし、TPPも強いられる。独立国としては限界だ。
そのUSA寡頭利権の代表が対抗馬のヒラリー=クリントン[民主党]。
さて、何をやっても焦げ付かないビル=クリント氏の称号「テフロン」は実はトランプのためにあるかのようだが、今度は「オバマ大統領はISISの創設者」発言、続いて、米最高裁判事人事でリベラル派を指名するのを銃規制反対派が阻止する可能性があると述べた対抗馬のヒラリー=クリントン氏に対して暗殺を扇動するかのような発言。
支持率では一時ヒラリー氏を追い抜いたが、最近 再び逆転されている。
占 題
ドナルド=トランプ氏、大統領選挙での機運如何(8/14)
三 遍 筮 法
本 卦
27 山雷頥
伏卦 21 火雷噬嗑
互卦 2 坤爲地
錯卦 28 澤風大過
綜卦 27 山雷頥
六四、(初九に)顚(サカシマ)に頥(ヤシナ)はるるも[顚頥(= 壮年)]、吉。虎視眈々、其の欲 逐逐。咎(トガ)无(ナ)し。
象に曰く、(初九に)顚に頥はるるの吉とは、上[六四](カミ)の施し光(オオ)いなれば也。
何度も何度も書いている通り、勝ち負けを直に質すと占示がチャランポランに振れてアテにならず、或いは、対抗馬とそれぞれ筮を執ってあれこれポイントの比較などやっても判断がつけ難い。そこで、トランプ氏の方だけ、選挙における機運を質す。そこそこ結果と合致する。
おや「虎視眈々」、これはトランプ氏、こちらの想像に反して行けそうだぞ。徐々に獲物の獲得に近づく。
【山雷頥】、言質に足を取られがちなので要注意は勿論だが、一連の悪口暴言も実はその身を養っているか。
(2020/11/27 記:基本情報を書き飛ばしていたが、この卦は頥(ヤシナ)ふの意。画象は口、おとがい)
この卦は裏に【澤風大過】||||(← 左を上に。以下 同じ)で、彼の差別発言などに由来するやら大変な逆境が背景としてある。しかし、六四は裏に【火雷噬嗑】|||の九四のヒラリー氏とか党内外のトランプ氏を危険視する勢力とかそれらの障害があり、それらを噛み砕いて【山雷頥】。口の中に障害がない。こういう占事で悪い筈がない。
「(初九に)顚(サカシマ)に頥(ヤシナ)はる」は、ヒラリー氏とは逆に、下方の庶民層の支持を得る、ではないね。彼の時流とは逆の言動に対する支持、或いは、今後ヒラリー氏に小さくない逆風が吹くか。「逆」。ヒラリー氏は軍需産業を背景にしていることは勿論、世界経済や各国の経済主権まで握ろうとするロスチャイルド・ロックフェラーなど国際金融連中の代理人であり、その傘下の多国籍企業群が仕掛けるTPPには当然 賛成だし、ウィキリークスにISISへの経済支援を暴露されたり、あまりに問題が多い。
これが裏の【火雷噬嗑】九四を得たものなら、障害克服への成り行きとは言うけれど、竹島返還のように容易には行かない。
結 果
どう?(笑)
的占
。
キーワードだと考えた「逆」とは【山雷頥】が【疑離】で “手紙” 、即ち、投票日の1週間前になってFBIが捜査を再開したメール問題だろう。日本のメディアは、ずっと故意に、オフィシャルでないプライベートのサーバーを使っただけの話にしているが、あちらでは国家反逆罪的な行為になる内容も含まれていそうだ、と報道されていて、事前調査でも投票行動が動いている。
テレビの奴隷キャスター・拝金有識者らはトランプ大統領の誕生に「先が見えない」「不安だ」のセリフぱかりで、全国にナンセンスぶりを晒しているが、
2016/11/ 9 は世界にとって偉大な日だ。トランプ大革命。
まだ誰も認識していない。
トランプがヒラリーに勝利した意味は、言うまでもなく、TPPしかりで、USAだけでなく一握りの者が世界の富を独占する体制作りのグローバリズム(新自由主義)のストップ! その悪党の国際金融資本であるディープ ステート支配の撲滅! 一触即発にあるロシアとの戦争の回避! USAにおいては第二南北戦争で、poor white の奴隷解放! 一日にして今後の世界のあり方を変えてしまった。ありとあらゆる悪口罵倒を浴びせられながら、この結果を出したトランプは本当に偉い。
【山雷頥】六四をトランプ勝利と即座に読みはしたけれど、卦読みの常でこちらが認識していない展開が示された可能性も棄て切れないし(予想できない展開が交錯する時事読みは最も厄介)、ヒラリーが大統領になったらこれは本当に大変な時代になるのでハラハラ、徹夜で状況を追い掛けた。サッカーのW杯予選で日本が敗退するどころではない。今頃になって胃がキリキリ痛み出してきた。兎に角、ホッとした。
尚、CNNの出口調査で、トランプ支持は、白人全体で58%、非白人で29%。白人に支えられたのだ(追記:2016/11/20)。
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