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イギリスのボリス=ジョンソン首相(55)に新型コロナウイルス[SARS-CoV-2]の感染が確認された、と 3/27 首相官邸が公表。
入院は念のためではなく、発熱などの発症から1・2週間すると陥ることのある急性呼吸器疾患[COVID-19]になったものと思っていたら、昨日午後(日本時間 3:00 頃)から病状が「悪化」して(回復しない人の1割以下)ICU[集中治療室]に移された、とさっき朝一でネット ニュースが流れた。首相官邸は、首相は若いドミニク=ラーブ外相に必要に応じた代行を要請したが、意識はあり、ICUに移ったのは人工呼吸器が必要になった時の予防策、と強調。 「人工呼吸器」とは感染肺炎で 3/29 に亡くなった志村 けん さん(行年 70)にも使われた人工心肺装置。脚などの大静脈から血液を吸い上げて二酸化炭素を排出し、酸素を取り込み、首などの大動脈に送り込んで、肺機能の回復を待つ。これを使うのは重篤。政治家、公表される内容が実際のレベル以下だったタメシはない。首相なら国の安全保障に直結する。 こうなれば運命は半々。日本でも 4/ 2 に50代の男性2人がこの感染症で亡くなった(海外では10代・20代でも死亡)。この首相はジャンク フードが好きなようで、見た目にも不健康な生活を続けて来た印象。
人様の命の成り行きについての占はどうにかなるまで書かないことにしているが、彼は大国の最高権力者で、どう転がるか知れない今の世界情勢に関わり、また、同様の性格の過去占が見付からないのでどうなるか書いてみる。
その初九で、病占だと、他の疾病の併発やそれを招くような要素は宜しくないが、そうなりがち。致命的ではない。ここが今の状況。 初九を陰変すると 59【風水渙】|||(← 左を上に。以下 同じ)で、前の占でもこれを伝染(病)の卦と書いた。この卦が爻の裏に伏しており、内卦【坎】の “ウイルス” を外卦【巽】の “風” が散らしていのだから、病状の進行を示す。 それで、もしこれを推移に採ると、爻を上に辿ると、六四や上九の所が怪しい。特に上九は卦からすると逆意で、人の呼応のない爻。爻辭「翰音(カンノン = 鶏の鳴き声)天に登る。貞(タダ)しけれども凶」、象傳「翰音 天に登る、何ぞ長かる可けん也(ヤ)」。六四の裏は 10【天澤履】|||||で、ある段階を履(フ)み、上九で裏が 60【水澤節】|||の大きな節目に至り、「翰音」とはジョンソン首相の発する声か。 執筮した初九を今当の今朝だとすると、上九は 4/12 の朝になり、日本時間でこの前後半日ほどの状況がどうなるか…。 → 夕方のニュースで、マイケル=ゴーヴ内閣府担当相は「首相は人工呼吸器は装着していないが、酸素を供給する措置を取っている」と地元メディアに語った。肺炎と診断されたか否かについては「承知していない」と逃げた。肺炎による呼吸器障害に「悪化」したからICU入りだろう。話せるような状態ならネットで話す筈だが、それが出来ない。 また、既にラーブ外相が執務代行を行っている。 → 同日夜に出た REUTERS 日本語版によれば、首相官邸は、容態は安定し、肺炎の診断は受けていない、標準的な酸素治療を受けている、と。これを日本の主要メディアは「肺炎ではない」といつものように作文。 → 4/ 9(現地時間)、ICUから一般病棟に移った。「休みながらも、短い距離を歩くことが出来るようになった」と。 こういう命占は更に研究の余地あり。 |
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