易占夜考

正規空母いずもの誕生へ
2017/12/28、2018/ 3/31、2019/10/26
 沖縄本島を含む広大な南西諸島の防衛が要る。沖縄県には海上自衛隊の基地は沖縄本島のうるま市の小さな勝連基地しかない(掃海艇3隻のみ所属)。
 尖閣諸島で異変があっても部隊は千数百 km 離れた長崎県の佐世保基地(2018/ 1/14、F-35B搭載に改装された強襲揚陸艦ワスプが配備)から急行。現状、尖閣を含む先島諸島(東シナ海の南端)は占領されてから奪い返すことになる。
 護衛艦いずもを戦闘機搭載に空母化しても、いちいち佐世保とを往復で、中国軍への抑えにならない。勝連基地では部隊レベルの補給はできず、潜水艦への対応も勿論できない。


22DDH。全長:248.0 m、基準排水量:19,500t。満載排水量:26,000t。F-35Bを14機搭載可能。

 この方面の海の治安は那覇市の第11管区海上保安本部頼みで、中国軍の脅威を訴える先島地方の石垣島などに纏まった自衛隊の基地が必要になっている。ほど近い台湾も歓迎だろう。メガ フロート式の基地なら中国軍の状況に対応可。
 そして、何より、佐世保に常駐する米軍の強襲揚陸艦に加えて、先島諸島との中間の沖縄本島に空母を常駐させれば、制空権確保の点で状況は大きく変わる。


占 題
 ヘリ空母いずもは正規空母になるか

四 変 筮 法
本 卦

之 卦
9 風天小畜 34雷天大壯

互卦:38 火澤暌 → 43 澤天夬
錯卦:16 雷地豫 → 20 風地觀
綜卦:10 天澤履 → 33 天山遯
 
 1番艦「いずも」・2番艦「かが」は短距離発艦攻撃機のF-35Bを搭載するようになるかもと言われていたので、以前、四変筮法で一筮。
 ズバリ。内卦の船体は【乾】|||の “剛健” のまま変わらず、外卦の艤装なりが【巽】||の “風” から裏卦【震】|の “雷” へ変化、即ち、オスプレイ等のヘリ搭載から攻撃機へ変わり、大成卦も三〜五爻の互体【離】で四爻の甲板のところに何か秘策があって小停止していたものが、大いに壯なるものに生まれ変わる、と。来年の後半に改定内容が決まる防衛大綱では少なくてもいずもはF-35Bの運用に改まるだろう。
 また、【震】は直線のイメージがあるので、メディアが伝えるよう飛行な甲板の前部先端部の “ジャンプ台” への改修や甲板を発艦と着艦が同時に出来るアングルド デッキに一変させることはないかも知れない。後者は 248 mばかりの全長では厳しいだろう。
 こういう物とか意味が変わりそうな占では四変筮法でやってみると面白い。

 尚、韓国も独島級強襲揚陸艦(全長 199 m)の2番艦をF-35B搭載用に設計変更して建造するか検討しているという。大して島もなくて移動滑走路も必要ないだろうに、あちらの批判的な記事は、日本への対抗心が大きいと言う。



結 果
 正規空母への改修の予算化、2020 年度の改修費用は概算要求で僅か31億円。飛行甲板の耐熱性強化や、着艦のための誘導灯の追加などを行なうための計上。“ジャンプ台” やアングルド デッキの設えはない。以上、的占
 2021 年度にはF-35Bを運用するためのコンピューター システムの導入などが予定されている様子。
 全長を50m以上も伸ばすという防衛省発表があったというが、デマだったようだ。



電磁パルス攻撃
2017/12/24、2019/10/26
 生活物資の困窮でクーデターが起こって金 正恩がロシアなりに亡命とならない限り、核弾頭付き弾道ミサイルの実戦配備の前にドナルド=トランプ大統領は北朝鮮への一斉攻撃をやるだろう、と。核保有を認めたところで、金 正恩は更なる開発をやめるわけでなし、更に要求を掲げて世界を脅しに来るのは疑いのないところ。そして、攻撃の兆候を掴んだら、北は最後っ屁に、大気圏再突入技術がなくても高高度で核ミサイルを爆発できれば広範囲に長期間 電気を使えなくできる電磁パルス[EMP]攻撃を仕掛けて来ると見られる。これをロフテッド軌道でやられたら、日本はイージス艦の現行のSM-3ブロック1Aでは高度 500 km にしか届かず、加速度が付いて、100 km 辺りで迎撃できる可能性は低い。


11/29、ロフテッド軌道で発射し、最高高度 4,500 km。
水平に撃てば 13,000 km で、U.S.A.本土をスッホリ射程に収めるとU.S.A.側も認識。

 するとどうなるか。
●福島第一原発では原子炉の制御や使用済み燃料プールの冷却が止まる。
●テレビ・ラジオ・携帯・スマホ・パソコンが焼き付く、配信元も。地域の防災無線も同様・・・情報が入らない。
●飛行中の航空機やヘリが墜落。
●車(救急車・消防車・給水車 …)・電車が動かない・・・移動ができない、食料・ガソリン・医薬ほか物流が停止。火事はそのまま。
●病院では発電設備が動かない・・・手術も人工透析もできない。
●上水道は浄水の制御が不能。
●エアコンが動かない。
●夜は真っ暗。
 このミサイルを止める方法は先制攻撃の電磁パルス攻撃と電子妨害ぐらいしか見えないが、現に北のミサイル実験はこの通り続いている。
 CIAの報告では、U.S.A.本土で人口の9割が飢餓等で死ぬ可能性ありと。電力関係の復旧だけで何年かかるか分からない。放射性物質の拡散もある。
 尤も、なぜU.S.A.は日本に自分の基地がこれだけあるのに THAAD[終末高高度防衛ミサイル]を置かないのか・・・韓国に置いたのは危機にかこつけてXバンド レーダーで中国の情報を取るためで、日本には必要ないと踏んでいるからではないのか、と。
 ともかく、北朝鮮の核ミサイル開発のスピードが速い。


占 題
 日本は電磁パルス攻撃を被るか(12/16)

三 遍 筮 法
得 卦

61 風澤中孚
伏卦 60 水澤節
互卦 27 山雷頥
錯卦 62 雷山小過
綜卦 61 風澤中孚
 上九、翰音(カンノン = 鶏)天に登る(= 高い地位に上がる)。貞(タダ)しけれども凶。
 象に曰く、翰音 天に登る、何ぞ長かる可けん也(ヤ)。
 
 易者は執筮とは別に自分の感覚に鋭敏で、その感覚の意味するところが判るようでありたいが、易占を学び始めの頃、自分ではそうも思わないのに何故か白黒などを断言したくなって書いて、それがズバズバ当たった。自分でそうしているのに、何者かに動かされている観あり、地に足が着いていない感覚。自動筆記と言われるものがこれなのやら。
 今その感覚があるので一筮してみると、【風澤中孚】=【大離】。
 この卦は小さくは文化、大きくは文明を意味し、その終極の爻が示された。諸所の文明・文化の構成要素がその所を得て行き着き、最早 身動き出来ず、あとは腐り落ちるのを待つ 63【水火旣濟】|||の上六と似ているが、正に文明の【大離】で示されたことに嫌な気分あり。
 向き合った形の外卦【巽】と内卦【兌】とのやり取りは例えば需給関係。その外卦の供給する側が上九が陰変して【坎】の “枯渇” になり、大成卦は 60【水澤節】|||に変わる。上爻の「苦節」、極度の耐乏生活。これが得卦の裏にある … 。電磁パルス攻撃を受けた後の様子と取れる。物ごとの程度については何とも言えない。

 さて、この卦・爻、その天分にない者が思い違いをしてやり過ぎることによってその地位・名声が永くはないことを意味するので、占示は金 正恩の自滅を云ったもの、と。即ち、日本は電磁パルス攻撃を被ることはないと間接的に示したものとも採れる。上と意味するところが逆になる。
 裏の【水澤節】は彼の国民の耐乏生活。民は内卦【兌】で口々に不満を言うが、政権は外卦【坎】で先軍の一心。
 最初こちらを思い付いたが、問いに対しては前者の読みがよく応じている。

 この占示の意味するところを再び質すと、45【澤地萃】||九五

 これは人事的なことを云っており、九五の尊位は金 正恩で相違ない。しかし、初〜三爻の【坤】の “衆望” は下の誰ぞの九四に集まっており、人心が危うくなっている。九五の裏 16【雷地豫】|で、金 正恩はこの有り様に耽っている。現実に、父親の金 正日 時代の側近を皆 粛正し、12月の国連安保理決議による経済制裁で民には与えるものが大きく減る。
 となると、先の後者の読みになるか。電磁パルス攻撃はない。これが次の上六の土砂降りの決壊、例えば、内乱とかクーデターとか体制の転換に至ればそれが分かるだろう。爻 =月 なら、1ヵ月前後。その[爻 辭]齎咨(セイシ = 嗟き悲しむ)涕洟(テイイ = 涙と鼻水)す。咎(トガ)无(ナ)し。



結 果
 占から2年近く経ち、この間3度の無意味な米朝首脳会談あり、北朝鮮は小型核弾頭を完成させたとの見方がU.S.A.でも支配的で、通常兵器も周辺国が攻撃に出られないような新兵器を幾つか見せ付けるようになり、U.S.A.・韓国とは再び尖った状況になっているが、破局には至っておらず、日本への電磁パルス攻撃はない。的占



【地雷復】はどこへ復るか
2017/10/ 1
 易占の愛好家の方、嫁いだ娘さんが夫の浮気やらDVやらで自宅のマンションを出ている様子。それで、今後どうなるものかと、彼が三変筮法(変は観ない)で一筮した。
三 変 筮 法
得 卦

24 地雷復
伏卦 36 地火明夷
互卦 2 坤爲地
錯卦 44 天風姤
綜卦 23 山地剥
 六三、頻(シキ)りに復る。q(アヤ)うけれども咎(トガ)无(ナ)し。
 象に曰く、頻りに復るのqうきは、義として咎 无き也。
 
 爻辭「頻りに復る」だから、マンションを出てもまた戻って、を繰り返しているんだろうと落胆されている。

 これはおそらく読み間違いだ。【地雷復】の判断は難しくてどこへ復るかでフラフラしがち。だが、戻るべき場所なり位置なりを占事の前提としてないのならば、何もなかった当初の状態へ復る動きを察する。
 伏卦【地火明夷】||(← 左を上にして見る)の陽が落ちた、陽が傷ついた状況があり、そこからの脱出。
 つまり、「頻復」、頻繁にマンションを出入りしていることが事実ならば、その娘さんは離婚しようと弁護士のところに行ったり必要な手続きを進めたりとあれこれ行動しているだろう。
 今後どうなるかを質して「頻復」を得てこれが現状なのだから、次の六四は「獨り復る」なので、来年には離婚手続を終えて家に戻って来ることになると思いますよ、とアドバイスを差し上げた。



Copyright © Leibniz Cop.2001-2018. All rights reserved.

  home top